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わが名はオズヌ (小学館文庫 N こ- 1-1)

わが名はオズヌ (小学館文庫 N こ- 1-1)

わが名はオズヌ (小学館文庫 N こ- 1-1)

作家
今野敏
出版社
小学館
発売日
2003-09-01
ISBN
9784094080162
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わが名はオズヌ (小学館文庫 N こ- 1-1) / 感想・レビュー

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papako

新作が出たみたいで、何度か『我が名はオズヌ』が面白いとのコメントを見かけたので。確かに面白かった!役小角と名乗る高校生が自分たちの高校を守るために政治家に直談判。やることは大きいのに、願いはささやかとも言える。『我が名はオズヌ』全てはこれでおさまってしまうのが痛快。いつしかオズヌの魅力にやられてしまっていました。そしてまさか彼はキリストだった⁉︎危うく信じてしまいそうです。今野さんらしい禅問答のような会話、ほぼ周りのキャラだけで形作られるオズヌ。うん、楽しかった。続編も気になる。

2021/11/17

はつばあば

今野さんの古代ファンタジー、久々にじっくり楽しませて頂きました。丸木を通して今野さんの思いが役小角の生い立ちを解き明かす。大昔の歴史がそのまま残っているわけではないが、日本という国は黄金のジパングであり、約束されたカナンの地であったのだ今も昔も。内容的には役行者が高校生の体を借りて利権政治家の巨悪を懲らしめる必殺仕事人?(笑)。結構分厚くて古代史を復習しているような気分になりますが、このファンタジー侮れません。ついついのめり込んでしまいます、勧善懲悪大好き(#^^#)

2021/02/25

酔拳2

今野先生のちょっとSFなミステリー。オズヌって何?となる人いると思うんですが、役小角です。教科書では役行者かな。本名は賀茂役君というらしい。そう!安倍晴明の師である賀茂家なのですよ!こっから、今野先生の役小角についての考察がぎっしり始まります。多分これを言いたくて、物語はその次なんだろうなと推察。桃太郎伝説にも通ずる、出雲の製鉄技術、外国人が鬼伝説。また日本は世界の吹き溜まり、故にいろんな民族が来ていた、という考察も面白い。役小角もゾロアスター教の影響を受けていると。これはもう日ユ同祖説と同しぢゃないか!

2024/02/05

run

小角と歴史の説明が詳し過ぎて、読み飛ばしそうになった部分も…。でも興味深く面白かった。パラレルも読まなくちゃ。

2016/06/29

マーボー王子

現代の高校生に転生した役オズヌがヤクザ、利権政治家の巨悪を相手に活躍する物語。日本古代史や宗教の蘊蓄が多く「伝奇SF」といえる小説でした。 登場する警察官が変に警察らしくなくキャラ設定に疑問がありますが、面白く読めます。説教じみたところもありますが、最後はまぁ爽快です。古代史や宗教に興味を持ってもらえるとしたら、高校生とかの若い世代にはお勧めかな。

2015/02/20

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