日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)
日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1) / 感想・レビュー
ミカママ
ネトフリで映像化作品あるのを見て急遽積んだこちら。結局観ずに原作も積みっぱだったが、最近話題のTVドラマに引っ張られていよいよ読むことに。読み終わって感じたのは、小松左京氏、ナニモノ⁉️作家ながらも科学者としての視点もお持ちで。時代もあってか、女性の取り扱い方が少々雑ではあるが。このまま一気に下巻、古い映画作品もぜひ鑑賞したい。
2021/10/23
三代目 びあだいまおう
お恥ずかしい初体験、全く気付くことなく下巻を先に読んでいた。日本列島が本当に沈没するかもしれないという予測を証明するかのように地震、噴火、島の瞬時の沈没消滅という未曾有の現象が相次ぐ。展開の早さと真に迫る日本滅亡へのシナリオが私の好奇心を根こそぎ奪い、200ページ以上に至るまで【下巻だよ!】と気付かせない没頭感!ふと違和感に気付き上巻から読み直し。我が足元に堅硬に存在する大地。地球規模とその歴史を鑑みると何と薄氷で脆弱な存在だろう。この作品は凄い‼️圧倒的リアリティーが日本の未来の絶望を信じさせる‼️🙇
2020/12/08
mae.dat
全然違う話なんですけど、今や鳥類は恐竜の仲間(末裔)と言う事は常識になっていると思うんですね。その転換時期の事は鮮烈に憶えていて。ぢつは2007年に(趣味の)古生物の講座を受けていて。せんせーが「恐竜が絶滅したって本当でしょうか」って事を言うのさ。翌年一般ニュースに取り上げられて「この事か〜」ってなったんよ。その後は周知の通り。プレートテクトニクスは中二病的に格好良いので忘れる筈が無い。なので学校で習って無い筈なのよ。そんな過渡状態の時に執筆されたのかな。兎にも角にも、甚大が過ぎる被害を受けたまま下巻へ。
2024/08/21
kinkin
再読。先日映画「日本沈没」を観たので本の方は飛ばして読んだ。50年近く前のフィクション小説。しかし当時の人や文明批評を読んでいるとほぼ図星。2011年の東北大震災や福島原発事故は未曾有と言われているがこの本を読むとそうでもないと感じた。日本沈没というのは極端にしても富士山の噴火や関東の直下型地震、東南海自身などはいつ起こっても不思議ではないか。映画の小野寺役は藤岡弘、本を読むとぴったりだ。今なら誰だろう?思い当たらない・・・・ 図書館本
2020/08/14
p.ntsk
40年以上前の作品ですが今更ながら小松左京すごいと感嘆しています。タイトルがネタバレのような気がしないでもないですが(笑)そんなことは全く問題にならないくらい経緯と周辺の描写に圧倒されます。『復活の日』より読みやすい気がしました。全体のレビューは下巻にて。
2019/03/22
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