テロリストが夢見た桜 (小学館文庫)
テロリストが夢見た桜 (小学館文庫) / 感想・レビュー
しお
一風変わった題名に惹かれて購入。 イラクのクェート侵攻により勃発したいわゆる湾岸戦争においてアメリカ軍の攻撃から命からがら退却したイラク兵サイドの物語として始まる。 ガチなハードボイルド、ミステリー的な作品と思いきや全くそうではなかった。 物語全体で戦争、テロリストを主体とした作品を読んでいるような印象は薄い。 主人公の戦争体験による過去の苦しい思いや家族、恋人との愛や悲しみが主体とした物語でフィクションではあるが史実がベースとなっているのでとっつきやすくすらすら読める。 おすすめ。
2017/04/23
よーさん
★★★★
2010/05/01
bondo
オチが気に入りました
2010/07/31
zazo嶋
飽きさせなく、非常にのめり込んで読めますねー。
2009/01/24
るな
スピード感が最後まで続いて、あっという間の読了。人には色々な角度からの顔があると言うことを思い出させてくれる作品。読後感よし。
2019/12/19
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