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転生 (小学館文庫 せ 2-2)

転生 (小学館文庫 せ 2-2)

転生 (小学館文庫 せ 2-2)

作家
仙川環
出版社
小学館
発売日
2006-10-01
ISBN
9784094081176
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転生 (小学館文庫 せ 2-2) / 感想・レビュー

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absinthe

生命倫理に触れる所業で生まれた赤ん坊に罪はあるのか。というテーマだが。登場人物の行動や思惑が杜撰すぎてイライラして入り込みにくかった。生命をもてあそぶ人間の愚かさを人物の幼稚さとかけたのか。警察に逃げ込めば済むことを逃げ回って事態をややこしくする主人公。主人公よりもつらい重圧を引き受けてしまった殺人犯。主人公より強いストレスにさらされる人物は物語への没入を阻害するという、原則どおりになった悪い見本。ラストは救いがあって良かったが。

2019/07/21

ダイ@2019.11.2~一時休止

主人公・警察ともに何でそんなに単独行動するんだ?と感じますが、最後はイイ感じの終わりでよかった。

2017/03/24

アーモンド

フリーライターの主人公が、仕事の依頼で訪れたホテルでベビーカーに乗った赤ちゃんを目の前に置き去りにされる。その後「あなたの子供だから引き取ってもらいたい」との電話が。突拍子もない話だが、彼女には過去報酬欲しさに卵子提供をした過去があった。冒頭から一気に話が進み、ラストまで中だるみなく読み終えた。2006年発行本だが、更にこの分野も進歩していると思うと、複雑な気分になる。

2018/10/07

ヒロくま

あなたの子供です!なんてドラマのような展開だけど突き出される方が女性なら、え?!と思う、確かに思う。そして知りたくてページをたくる。仙川先生の医療サスペンスは展開が早くて思わずスピードアップ。灰汁が強い主人公がどうにも苦手なタイプで、ちょっと引き気味に読んでいたけど、終盤にはけっこうなれたし、良心の呵責や母性の目覚めには共感できた。そして最後に父親の下りで驚き。

2016/12/24

佳乃

今回はクローンを題材にしたものだった。最初はただの人工授精が失敗したもののはなしかと思っていたけど、後半に差し掛かればなんとまぁ、クローンを作ろうとしていたのですね・・・最初の頃の岬は好きではなかったけれど、最後の母親らしく「ミチル=優希」を思う気持ちには共感できたかな。医療系は読まず嫌いでいたけれど、何気にハマッている自分がいる。

2014/06/14

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