笑劇: SFバカ本カタストロフィ集 (小学館文庫 み 4-2)
笑劇: SFバカ本カタストロフィ集 (小学館文庫 み 4-2) / 感想・レビュー
miroku
総じて出来良し♪ 馬鹿さはやや物足りないかな。
2019/11/28
AR読書記録
やはり笑いというと、シモのほうに向かいがちな話も多いんだよな。まあもう、大原まり子『オは愚か者のオ』くらいに秩序がどんどん裏返り物語世界が拡張していくようなハチャメチャさであれば、これぞほんとうに祝祭的といえて面白いなあとおもう。けど、ま、個人的好みでいえばシモにいってないほうが好きでなかでも確実に笑ったのは井上雅彦『フィク・ダイバー』。設定もよい。あと瀬名秀明の著者(自己?だよね)紹介も好きだ。
2013/10/02
nirekyu
『ぎゅうぎゅう』では既存の世界についての懐疑と外部への憧れとして、『サイバー帝国滞在記』では社会への、あるいは揺るがない自己からの逃避として、『フィク・ダイバー』では圧倒的な物語=世界の崩壊そのものとして……恐怖と笑いは紙一重。滅亡への恐れがあるからこそ、収録された諸作品を笑って楽しめるのかもしれない。笑いや馬鹿馬鹿しさの熱量は、カタストロフィの衝撃によく似合うのでしょう。
2011/06/11
○○○ ○○
まあ究極好みの問題だけど冗語体で小説書くとだいたい滑って悲惨なことになるなって感じ
2020/03/09
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