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あおい (小学館文庫 に 17-1)

あおい (小学館文庫 に 17-1)

あおい (小学館文庫 に 17-1)

作家
西加奈子
出版社
小学館
発売日
2007-06-06
ISBN
9784094081732
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あおい (小学館文庫 に 17-1) / 感想・レビュー

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❁かな❁

大好きな西加奈子さんデビュー作!西さんの作品を読むのは15作目。やっぱりデビューの時から西さんだなぁって思いました♬3編の短編集。一生懸命恋してるのが好きなので色んな登場人物がすごく相手のこと好きなのが伝わってくると感情移入してうるうるしてしまいます(இдஇ; )「こんな好きになった人、おらん。」ってシンプルな言葉も涙してしまいました。カザマ君なんか可愛くて魅力的♡みいちゃんも良かったなぁ♪どのお話もそれぞれ好みですが「あおい」が一番好き★解説のナオコーラさんもいいです♪西さんの文章は素直で温かくて素敵♡

2015/11/18

ひろちゃん

命っていうのを手にとって感じる作品だった。しかもあとがきが大好きな山崎ナオコーラさんだった。この人の作品を好きになった。

2015/11/19

hit4papa

「あおい」は、年下カレシと同棲中のアルバイター27歳の物語です。真っ正直ゆえに不器用な女子と腹に地図のタトゥーを入れた捉え所のない学生。二人の日常は実に微笑ましいですね。同棲四ヶ月、主人公の妊娠が分かって…。不安に押しつぶされそうになりながら、「こんな好きになった人、おらん。」とひとりつぶやく主人公の大阪弁にぐっときます。デビュー作から可笑しくてせつない西加奈子節炸裂です。「サムのこと」は、事故死した友の通夜の出来事。集まったトンガリキャラたちに惹かれます。その他、お別れの夜に思う事「空心町深夜2時」。

2021/10/29

ゴンゾウ@新潮部

西加奈子さんのデビュー作。年下のダメ学生のカザマ君にのめり混むわたしの気持ちはイマイチわからない。ダメな子ほど愛おしいって言うこと?ストーリーとは別に西さんの描き出す文章にはいつもドキッとする。文字や言葉が西さんの手にかかって魅力的な表現に昇華する。特に今作品は瑞々しく自由奔放だ。そして生々しい。本当に横にいるみたいな気にさせる。

2016/12/18

りゅう☆

さっちゃんは3歳年下大学生カザマ君と同棲中に妊娠が発覚。素直に打ち明けて一緒に話し合ったらいいのに。さっちゃんって過去に色々あって、なかなか自分の気持ちに素直になれない。恋愛も適当だったのにカザマ君を本気で好きになっちゃったからパニックになっちゃったのね、きっと。みいちゃんとの関係がふんわりしてて居心地いい『あおい』。/突然事故死した『サムのこと』を語る。面倒くさがり同士の中にいたがるかまってちゃんのサム。死って色々考えさせられるけど、残された者は生きていくしかないもんね。/好きすぎるから別れる、私には→

2020/10/03

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