東海道居酒屋五十三次 (小学館文庫 お 3-3)
東海道居酒屋五十三次 (小学館文庫 お 3-3) / 感想・レビュー
gonta19
2015/7/8 Amazonより届く。 2015/8/10〜8/19 太田和彦氏の居酒屋巡りの旧刊。本の存在をこの間まで知らなかった。内容はタイトル通り、旧東海道沿いの街で居酒屋、バーなどを巡る紀行文。 狭い国土なのに、地域地域で特徴ある料理があるのは、日本ならではだろうな。ああ、旨い居酒屋に行きたい!
2015/08/19
mondo
太田和彦の居酒屋シリーズの2冊目となる本。東海道を2年前に歩いたが、できたら歩く前に読んでおきたかった。ずいぶん前の作品のようではあるが、テレビで居酒屋を紹介しているあの朴訥とした口調がそのままリズムを与えてくれて、読み進めることができる。来週、京都に出かけるが、早速この本を活用したいと思う。いい居酒屋は不滅だろう。
2017/02/06
Machida Hiroshi
本書は、居酒屋探訪家を自認する著者が、イラストレーターと共に平成の弥次喜多に扮し、東京・日本橋から京都・三条大橋まで東海道を飲み歩くという趣向の旅紀行です。著者のいつもながらの軽妙な文章で居酒屋の酒と肴を紹介していきますので、読むほどに自分もその店にいるような気分になり楽しくなってきます。画家の故郷である藤枝と、著者の馴染みである京都は、他の宿より一層ディープな感じがします。立石放浪の際に気分を盛り上げるために行き帰りの電車で読みました。おかげさまで盛り上がりすぎて終電を逃したのがちょっと残念でした(笑)
2017/11/11
Kazuo Ebihara
『東海道中膝栗毛』をなぞって、 戯作者と戯画師、版元の三人が東海道酒場巡りの旅をした。 品川宿から、藤沢、小田原、沼津、桑名、大津、京都まで十三宿。 弥次喜多コンビに鳥追女が加わって、 居酒屋やバーを賑やかに梯子酒していく。 いつもの太田さんの酒場紹介本とは文体を変え、 かの地の歴史や、江戸風俗の蘊蓄を語りつつ、 酔いどれ三人の会話が実に楽しい。 さあ、休肝日明け。 『東海道居酒屋五十三次』にちなんで 今夜は「糖、肝臓値、下がったや。ご自由に三注ぎ」 品川宿から行ってみようか。
2014/11/11
sawa
☆☆☆☆ 素敵な居酒屋ってこんなに沢山あったのか!という位全部のお店がいい。太田和彦と店主のやり取りが侍同士のようで渋すぎる。お互いに「おぬしやるのう」みたいな。(借)
2010/10/03
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