兵士を追え (小学館文庫 す 7-3)
兵士を追え (小学館文庫 す 7-3) / 感想・レビュー
James Hayashi
自衛隊の現場を見てとる兵士シリーズ第3弾。今回は潜水艦とP3C。 予想に反し、戦闘を好んで兵士になっている者はほぼいない。それぞれの入隊事情が見えるのもこのシリーズの面白み。自衛官の馴れ初めも伺ったり、恋愛事情の暴露など、艦内の緊迫感ばかりではない。しかし潜水艦の内部は呉のくじら館で観察したが、艦内での仕事、生活は想像以上にタイトでありプライバシーのなさが気になった。1艦が約450億円。弾道ミサイルが当たり前の時代に潜水艦はどれほどのコスパなのか?同時並行で読んでる「沈黙の艦隊」の参考になった。
2019/11/26
モモのすけ
海上自衛隊(潜水艦やP3Cに搭乗)の話。「広い海の中に存在する、変温層という秘密のシェルターのありかを掴んでいることが、潜水艦にとっては我が身を守るためにも、逆に敵の裏をかいて絶好の攻撃のチャンスをものにするためにも重要」→中国の海洋調査船が日本の周辺で行っていることは資源調査だけでなくこの「変温層」調査。
2013/04/21
まっつん
国防の最前線にいる自衛官への感謝の気持ちが生まれます。
2009/04/17
さくら
現場の隊員の方々、ありがとう。
2015/03/15
いちはじめ
潜水艦や哨戒機に同乗取材。今回も興味深い話を引き出している。
2008/12/22
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