育てたように子は育つ: 相田みつを いのちのことば (小学館文庫 あ 13-1)
育てたように子は育つ: 相田みつを いのちのことば (小学館文庫 あ 13-1) / 感想・レビュー
ネギっ子gen
TEACCHで有名な児童精神科医・佐々木正美先生と詩人・相田みつをが出逢った本。“遠くからみている”と詩人の書。趣ある字。附される先生の言葉は、<子どもの自立を助けるということは、そういうことであろう。しかし、遠くから見ていることができるのは、見ている人自身の自律や自立がしっかりしていなければならない。相手を信じられない人は、じつは自分を信じることができないでいる。私は子どもを育てるということは、遠くから見守ることと、信じて待っていることだと思っている>と。【見守り】と【信じて待っている】ですね、同感。⇒
2020/04/23
ぱんにゃー
【日曜版】 『欠点まるがかえで 信ずる』(み) 『「認める」lではなく「信ずる」というのが何ともいい。こちらの価値観を修正して相手を認めるのではなくて、子どもの存在そのものをそのまま信じるのである』(佐々木先生)
2014/08/17
maimai
子供は親の姿を見て育つといいます。子供の引きこもりが近年問題視されていますがその大きな原因は親が外に出ないことが問題かも知れません。人をいじめる親に育てられたら人を大切にしない子供になるし、人に親切にする親に育てられたら優しい子供に育つし。だから子供の目の前でむやみに人の批判をすることは避けた方がいいかもしれません。子のふりみてわがふり直すのかもしれません。
2015/03/10
まるこ
一つ一つの言葉が静かに染み渡ります。
2013/10/01
Midori Nozawa
眠れぬままに近くにあったこの本を再読しました。自分自身を助けてもらいたくて読んで、救われる箇所があって少し気分転換にデンマーク語を読んでまた眠れました。自分ではどうすることもできない落ち込んだ状態がたまにあります。佐々木先生は不幸な育ち方をした子どもたちを多数ご存じで、この世に受けた命を精いっぱい生きることだけでいいんだと教えています。病気がまだうまく治癒していない孫を思い、よけいな心配をしてしまう私です。たとえ後遺症が重くても、親や周りの人たちから愛されて育っている彼は優しい心の持ち主。
2019/08/29
感想・レビューをもっと見る