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ズームーデイズ〔小学館文庫〕 (小学館文庫 い 26-1)

ズームーデイズ〔小学館文庫〕 (小学館文庫 い 26-1)

ズームーデイズ〔小学館文庫〕 (小学館文庫 い 26-1)

作家
井上荒野
出版社
小学館
発売日
2008-11-07
ISBN
9784094083200
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ズームーデイズ〔小学館文庫〕 (小学館文庫 い 26-1) / 感想・レビュー

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ミカママ

角田さんが解説されているように、これは恋愛小説とは違うような。感想書くの、難しいな。なぜって、私自身いつもアームー的恋愛してきたから。なんていうんだろ、アイデンティティを探す?的な?ホントは恋愛じゃなかったのかもしれない、でもそこにあるからとりあえず掴まっておけ、みたいな。アームーにとって、水泳も美顔も、みんなその延長なんだよね。ズームーとは幸せになって欲しかったので、ラストは泣けたなぁ。これは「好きなほうの荒野さん作品」でした♫

2016/02/08

じいじ

 何とも複雑な思いが錯綜する読後感の恋愛小説である。主人公アームーが妻子ある男と不倫を続けながら、8歳年下の青年との同棲生活をする7年間を描いた物語である。この小説、第三者的立場で読めば面白く読める作品だが、感情移入をしながらだと作品の良否判断は分かれるだろう。女の身勝手、不倫相手の男の優柔不断な態度など、共感できない部分が多すぎるからだ。それにしても、井上荒野の心情描写は端的な言葉で独特の上手さを感じる。熱く燃え上がる女の情念、いじらしさの表現は見事だ。本作、諸手を挙げてお薦めするのは躊躇う作品である。

2015/08/07

みえ

井上荒野さん3冊目。すべて不倫の話出てきた。この本は作家さんのことを書いてるのかな?ありそうな話なんだけど。

2019/11/06

ゆか

読み始めは小説だと思ってた。そして、半分が近づいた辺りから、これは作者のノンフィクションではないか?と思い、そうか!だから読者への呼びかけがあるんだ…。なんて思ってたら、解説で角田さんが、まるで本当に作者の話を読んでいるよう…なんて事が書いてあって、「結局は小説だったんかい!」と小説の内容よりもそっちの感想の方がデカイ(笑)何もしないのは辛いけど、毎日、長旅な通勤電車の私には、そんな時間も少しは欲しい…。私はズームーみたいな人、好きだな…。

2016/06/05

ぐりぐら

まさにタイトルのとおり恋人ズームーとの7年間を綴った小説。主人公アームーが淡々と語るシュールな感じ。読んでいるとアームーが井上さん本人にしか思えず、自伝的小説?と思いながら読んだ。解説でも角田さんも同じように書かれていて納得。ちょっと好き嫌いが分かれそうな内容だけど、私は好きだなぁ…井上荒野祭りまだまだ続きそう。

2016/09/24

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