ミシン 2 (小学館文庫 た 1-7)
ミシン 2 (小学館文庫 た 1-7) / 感想・レビュー
スパイク
初読作家。パンク・バンドの女性ヴォーカリストが最愛の男の死から立ち直るまでの物語。なんて簡単にまとめてしまうと怒られるかもしれないが、凡庸なストーリーです。でも、これでイイんです。パンク音楽にテクニックが不要なのと同じように、パンクな小説に凝った技巧は不要です。声をかぎりに叫べばいいんです。書きなぐりゃいいんです。わかる人にしかわからん、というかわからんでもエエんです。I Can’t Get No Satisfaction(←パンクじゃないですが)明日は厚底のラバーソールで出勤だ~!
2014/11/24
橘
とても疾走感があって面白かったです。ミシンの繊細さが痛いほどでした。ミシンも傘子も愛おしいです。死怒靡瀉酢のライブシーンを読んで、ライブにすごく行きたくなりました。わたしもまたギター始めるかなぁ。
2014/02/18
negai
ミシンはあれで終わりだよね。と多くの人が思っているだろう作品が、どう続くんだろうという興味で読んだ。良い感じにまとまってるんだけど、優しい世界になっちゃったな。ひりつくような感じを残してほしかった。
2014/11/18
しば
2人が恋しくて再読。ミシンが生きていてくれて良かったし、傘子の変わらなさにも、安心。プチ・エス。悶々とする傘子は微笑ましい。ミシンは強くて脆い。ギターが全く弾けなかった傘子がライブで循環コード弾いちゃったりするところでどうしても、泣く。
2014/07/12
夜兎
しばらく読んでいないし、先日バンギャ趣味を満喫してきた余韻で読書。ライブに行きたくなるし、楽器も弾いてみたくなる(弾けないけど…)。出てくるお洋服一つ一つを想像して楽しみました。解説は宮木あや子で、お得な気分に。
2013/12/23
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