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長生き競争!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 く 6-2)

長生き競争!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 く 6-2)

長生き競争!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 く 6-2)

作家
黒野伸一
出版社
小学館
発売日
2008-12-05
ISBN
9784094083316
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長生き競争!〔小学館文庫〕 (小学館文庫 く 6-2) / 感想・レビュー

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Shinji

あらすじを見て、普通に痛快エンターテイメントだと思って読み始めたけど…… あ〜 ガッツリそっち側かぁ。普通に泣いちゃったわ! 私が聡達の競争を始めた年齢になる迄はまだ30年ほどあるけど、はたしてその年齢になった時、「自分が同年齢の中で一番長生きする」なんて思えるかな? 鍛えて身体を丈夫にしようとする明男の気持ちはよく分かるし、毅と三バカの人としての成長にも好感。何より聡と智子のもとでのエリの生き様に涙が溢れました。どれだけ長生きしたか⁈じゃなく、どう生きたか!というオススメの話でした。

2015/12/16

あつひめ

もっと年寄りがガハハハって感じで憎まれっ子世に憚るみたいな展開かと思ったが…年老いることの現実を突きつけられたように淡々と寿命の終わりに向かっている。老いるってできなくなることも増えていく。そして昨日まで楽しく話していた仲間が突然あの世に旅立つこともある。老いるって心の準備が必要だな。世の中必ずってことは無いけど一つだけ生まれたら死は必ずやってくるということだね。自分がどんな最後を迎えたいか。身内をどんな風に送りたいか。考える年頃になったことも気付かせてもらった。

2016/01/17

papako

たまたまセール本で気になって。予想外に楽しめた!60代後半の小学生の同級生たちが地元で再会。誰が長生きするか、賭けをすることに。掛け金は最後まで生き残った人のものになる。ただ、それは主題ではなく、だんだん仲間を見送り、老いていく中で、人と出会いつながり生きていく。そして、だんだん死を意識していく主人公の気持ちが描かれる。哀しみにくれるでもなく、悪足掻きするわけでもなく、淡々と死に向かう老人に自然と感情移入していました。これほどきれいな老後などないとは思うけれど、こういう老いを迎えたい!

2016/06/11

はま

ハーさんに借りた本。 不謹慎かもだけど面白い!最初に逝くのは間違いなくこの人だよねーと思ってたらアッという間もなく当たった(笑)軽そうな序盤から、後半にかけて段違いな深さ、重さ。なんか色々考えさせられます。タイトルと表紙からは、自分で進んで手に取る本ではないんだけど、貸して貰って実に感謝。ハーさんありがとうm(_ _)m

2013/08/24

昼と夜

死生観に関してはピンとこなかったけど、介護問題や終末医療、どう生きてどう死ぬかの面で考えさせられた本。うちの母は度重なる脳血栓→要介護認定+認知→自宅+ディ利用→癌発見→入院→要介護5の病院での終焉を迎えるというながれだったんで、超高齢化社会においての福祉問題は興味深いわけで。誰もが親がいて自分も歳とるんだし考えなきゃならん問題よね。

2013/06/13

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