みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意 (小学館文庫 あ 16-1 みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎)
みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意 (小学館文庫 あ 16-1 みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎)
- 作家
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2009-03-06
- ISBN
- 9784094083699
みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 奥会津三泣き 因習の殺意 (小学館文庫 あ 16-1 みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎その1。確かに数回は食事のシーンあったけどタイトルにするほどの麺食い?。旅情ミステリーって事なのでこれからいろんな土地で活躍するのかな?。
2018/07/04
雅
二時間ドラマのようなタイトルだけどしっかり社会派ミステリー。地方経済は建設と人脈が全てですね
2019/07/29
あやの
会津のことがたくさん載ってそうだし、かるーく読めるかと思ったのだが、何だか時間がかかってしまった。それほど麺を食べてない気もするが。相場さんの初期の作品なのかな?底も浅く(笑)、強引な分かりやすい展開で(笑笑)、他の方のレビューにもあったように二時間ドラマにぴったりな感じだった。これが「共震」とリンクしている作品だったかな?社会派として名作を生み出していく相場さんの初期だと思うと感慨深いかも。
2018/04/07
竹園和明
火サスのようなタイトル。しかしそこはさすが相場英雄。建設業界の闇を告発するメインテーマが横たわっていた。会津という義理と恩が何より優先される地域で起こった、大手ゼネコン幹部の殺害事件。業界の改革を目論んだ被害者を葬ったのはどんな意図を持った何者なのか。そして事件を長引かせる事に加担した人物とは。建設業界とりわけ土木の世界の役所と業者の癒着的な関係は、大なり小なりどこにでも存在する。その異様な結びつきの正否を、改革を起こさんとしたゼネコン幹部を登場させて会津の土地柄に落とし込んだ発想がアッパレ。面白かった。
2016/12/02
タルシル📖ヨムノスキー
タイトルを見ると「火サス」か「土曜ワイド」的な、愛憎劇中心の2時間ドラマ的な物語を想像してしまうけれど(まぁ、艶っぽい部分がないわけではないが)、地方の過疎化問題が根っこにあり、それに汚職や談合、癒着が絡んでくるあたりは、さすが相場英雄さん。この物語は全7作の第1巻で舞台は福島県の会津地方。たくさんの地名が出てくるので、地元の人や会津出身の人はよりリアルにこの物語を堪能できると思います。それにしても主人公の記者・宮沢、黄色いオープンカーを乗り回す既婚のヤサ男なのに、なぜハマってる音楽が春日八郎なんだろう。
2023/12/02
感想・レビューをもっと見る