「兵士」になれなかった三島由紀夫 (小学館文庫) (小学館文庫 す 7-5)
「兵士」になれなかった三島由紀夫 (小学館文庫) (小学館文庫 す 7-5) / 感想・レビュー
モモのすけ
なぜ三島由紀夫はこれほど自衛隊にこだわったのか?「あの日、三島が市ヶ谷台のバルコニーから叫んだ、『魂の死んだ巨大な武器庫になつて、どこへ行かうとするのか』という、命にかえての問いは、しかし自衛隊にだけ向けられていたものではなかったはずである」
2013/05/06
mochizo
なぜ三島由紀夫があれほど自衛隊に拘ったのかが理解できます。そしてあの自決の文章の予言が今現実の事になっている事も。
2015/02/04
tecchan
長年にわたり自衛隊を取材し「兵士に聞け」等の作品に著してきた著者が、こうしたテーマを取り上げる原点となったのが三島由紀夫自決事件。自決までの数年間、三島由紀夫は何回となく自衛隊に体験入隊して厳しい訓練を受けている。この作品は、当時の自衛隊関係者から取材して三島由紀夫の今まで語られなかった一面を描いており興味深く読むことが出来た。
2018/06/12
Shinya Naito
NETFLIXで、『三島由紀夫VS東大全共闘50年目の真実』というドキュメンタリーを見たきっかけで、再読した。この映画の中で、三島由紀夫が、学生達に対し、フラットな態度で真摯に対応した姿に感動を覚えた。三島がノーベル文学賞候補とも言われる文豪でありながら、何故、体を鍛え、自衛隊の存在に拘り、最後は、クーデターまで起こし自決に至ったのか。筆者は、自衛隊で度重なり三島由紀夫の軍事訓練を受け入れ、面倒をみた自衛隊幹部の証言を通じて、その理由を探ろうとしている。私は、三島が自決した翌日に東大病院で生まれた。合掌。
2021/09/14
悸村成一
アナクロか。憲法改悪反対。国事行為を委任しません。スパイ衛星で覗いて「謝ってくれ」と騒ぐ男がいて大迷惑。この本の著者とは面識無し、一切何も関係が無い。本を破いてゴミ袋へ捨てた。184
2018/11/05
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