歌舞伎町のミッドナイト・フットボール: -世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間- (小学館文庫 き 11-2)
歌舞伎町のミッドナイト・フットボール: -世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間- (小学館文庫 き 11-2)
- 作家
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2010-09-07
- ISBN
- 9784094085426
歌舞伎町のミッドナイト・フットボール: -世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間- (小学館文庫 き 11-2) / 感想・レビュー
しーふぉ
jazzのサックス奏者の文章を集めたもの。新宿の歌舞伎町が良く似合う。日記部分の文章の感じは好き。気の向くままに単語を並べたような文章は読み難い。
2022/11/13
マッピー
ジャズや映画や精神分析など、興味はあるけどまったく詳しくない分野の話は、とてつもなく難しかったのです。言葉の意味は分かるのに、文章になると意味が読み取れない。零れ落ちた意味をひとつひとつ拾い集めるように読むのは大変でしたが、面白くもありました。難しい割には、文章が読みやすかったのが、救いです。一番面白かったのは、やっぱり書評の章。ほとんど読んだことない本ばかりだったけど、その本に対する愛が感じられただけで◎。
2023/06/07
四野一二三
再読。SPANK HAPPYの岩澤瞳を前にした貴方は傍目から見ていくつかの評論に書かれているように、確かに、岩澤の愛らしさのあまりどろどろになった何かしら精神的に病んだオッサンにしか見えなかったわ。ねぇ、怒らないで、貴方は短気なインテリヤクザだから、色々な所で、ロシアの安居酒屋に出てくるオードブルみたいな塩気のきいた批判をしてるけどね、岩澤の横で歌うと貴方ったら、下手くそなゴーゴー踊ってるバブル世代の若禿げ成金にしか見えないのよ。けど悔しい事に好きなんですよ、若い女が好きなインテリヤクザの書く文章が。
2016/08/18
緋莢
1996年から2004年までに書かれたものを1冊にまとめた本。さらに、「総てに加筆修正を施し総てに解説を付ける。そしてその解説の方は時間軸に忠実に一直線に進む」という形式の本。その解説は歌舞伎町のホテルに缶詰めになって書かれたものです。ブルーザー・ブロディ、タモリ、ジャズや本について様々な文章が収録されています。雑誌「CV」に掲載された「菊地成孔が選ぶ100冊の本」が面白かったです。『料理人と食通のための 季刊フランス料理№2』は「粗大ゴミ置き場で拾った」と書かれていて、面喰いました。
2019/06/10
しーふぉ
著者はJAZZのサックス奏者です。テレビのドキュメンタリーで知っていたんだけど、文章は初めて読んだ。よく理解は出来なかったけど、理論的に音楽が作られているのが分かった。
2013/09/13
感想・レビューをもっと見る