食の達人たち フードストーリー (小学館文庫 の 4-1)
食の達人たち フードストーリー (小学館文庫 の 4-1) / 感想・レビュー
もけうに
野地さんは文章が上手く、ノンフィクションを物語のように躍動的に描く。料理に関わる人々に人生を活写した良作。料理の話というより、それに関わる人生の話。人生はそれぞれ大変だが、皆精一杯生きている。
2022/09/28
へへろ~本舗
全国津々浦々、北海道から沖縄まで「食の達人」達を訪れる。飲食店だけではなく最中屋、酒造店、なれ鮨等が登場する。自分や店の生い立ち、親方に対する思い、家族に対する思いなど、サクセスストーリーだけに限らない色々な思いが綴られている。
2013/02/22
sawa
★★★★☆ 誰もが知っている東京の有名店から、地方の小さなお店まで、多種多様なお店の店主の話を紹介。「プロジェクトX」や「プロフェッショナル」のようなドキュメンタリーのような職人のこだわりを紹介するような回もあり、店主の半生を小説のように綴る回も。超有名店「空也」の最中の皮を作っている老夫婦は常に髪を黒く染めている、白髪だと最中の上に落ちても見えづらくなってしまうからだ、などさりげなく挟まれるエピソードがよかった。(図)
2011/10/19
egg
この人の本が数冊並んでいて迷ったけれど、これにした。飲食店を支えるポリシーはひとつではないが、美味しい料理・喜ばれる料理を提供したいという心は共通する。
2011/08/11
朱音
料理店を紹介するというよりも料理人の半生を語るような話。全部が全部、雑誌で見かけるような有名店ではないけれど(私が知らないだけかもしれないが)一度行ってみたくなる。
2011/03/29
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