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事の次第 (小学館文庫 さ 4-2)

事の次第 (小学館文庫 さ 4-2)

事の次第 (小学館文庫 さ 4-2)

作家
佐藤正午
出版社
小学館
発売日
2011-09-06
ISBN
9784094086454
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事の次第 (小学館文庫 さ 4-2) / 感想・レビュー

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相田うえお

★☆☆☆☆20044【事の次第 (佐藤 正午さん)】 『ちょっと、世間話でもしながらコーヒータイム( ^-^)_☕️””” しませんか?』まあ、人それぞれ秘密のひとつやふたつありますよね。本人が気にして秘密にしていた事なんて、他人にとっては「小ちゃー!」「秘密?意味わかんない」みたいな事だったりね。何かの関係がない限り、人は人をそこまで注意深く感じてないかな〜?えっ?そんな事ないって?じゃぁ、試してみましょうか。今朝の旦那さんの服装を上から下まで種類と色,デザイン,髪型、言えますか?(男性なら奥さんね。)

2020/04/20

ケイ

短編7つが微妙に絡み合っている。20才位から40代までの恋愛や夫婦生活について。誰もあまり幸せでなさそうなのはナゼだろう。つまらなくはないのだが、どうも“辛気くさい”と言う言葉が出てきてしまう。少年があまりに痛々しかった。私には共感しにくい小説かなあ。

2014/11/13

TAKA

いやもうこんがらがって人物がしっちゃかめっちゃかで内容が頭に入ってこなかった。ページをもとに戻したりして確かめながら読むのは疲れた。秘密を抱えている人達が繋がっているのか離されてしまっているのか…。結構難しかったです。

2019/06/27

アリ子

7つの短編の登場人物が互いに絡まっている。その絡まり方が正午さん流というかロジカルでパズルのよう。「鳩の撃退法」のキーパーソン倉田健次郎(20)も登場。存在感あります。解説は「書くインタビュー」の東根ユミさん。実在してました。

2017/03/30

ぽてち

電子書籍版を会社の休み時間にチマチマと読んで読了。大失敗。7編の独立した短編集だと思っていたが、実はそれぞれにつながりがありその関連性を読み解かなければ「事の次第」はわからない構成だった。しかも本書は過去に『バニシングポイント』として出版されたものの改題らしい。これ、おそらく読んでいる。記憶はないが。なんせ20年近く前だ。ほんの1週間前に読んだ本書の関連が読み解けないぼくに記憶が蘇るはずもない。さらに。電子書籍版には話題の東根ユミ氏の解説がなかった。および。『鳩の撃退法』(既読)にもつながる話らしい。

2019/08/23

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