RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (小学館文庫)
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (小学館文庫) / 感想・レビュー
maimai
仕事一筋の鉄道運転手である徹とその妻である佐和子の物語。仕事一筋で妻への愛情溢れる徹だったがその一方で家庭内のコミュニケーション不足になりがちで、家の中にずっといる妻は自立したいという思いが強くなり「熟年離婚」という形になってしまいます。お互いに愛情はあるけれども夫婦として生きていくのは難しいのですね。最後のシーンで徹が佐和子に結婚を申し込むシーンには感動しました。列車が終点に到着しても二人の物語は続いていくのですね。頑固な徹の不器用だけど妻に対する愛情が伝わってきます。
2016/06/30
Our Homeisland
映画ノベライズというジャンルは山本甲士氏の「Always三丁目の夕日」シリーズにはまってから好きになりました。この本も悪くは無かったですし非常に読みやすかったですが、強く心をゆすぶられて涙がでてしまうというほどではなく、良い話ではありますが、あっさりと通り過ぎてしまったという印象がありました。この作者にはほかにも面白そうなタイトルの小説があることがブックカバー裏のリストから分かったので機会があれば読んでみたいです。
2019/05/12
ミツ
先日BS映画を観て感涙。本作もシーンを思い出しながら感涙。まだまだ永く寄り添ってもらう妻に改めて感謝したくなるような・・・。一気読みでした。
2016/10/16
菜穂子
お互いを思いあっているのに、その方向が違っていたり、歳を重ねても理解出来ないところがある男と女、夫婦。最後は涙が溢れて止まりませんでした。
2015/01/03
りら
きれいすぎるまとまり。それでも、「お」じゃなくて「ぺ」なんだ。とか、いっしょになるのなら、やっぱりこの人がいい。とか、心揺さぶられる言葉は沢山あった。富山は通過したことしかないけれど、行ってみたくなった。夫婦を永く続けることも、仕事を永くつづけることも、とても大変かつ素晴らしいことなんだな。これから先、実感できるときがくるのかな…
2012/04/20
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