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ジェローム・ロビンスが死んだ (小学館文庫 つ 7-1)

ジェローム・ロビンスが死んだ (小学館文庫 つ 7-1)

ジェローム・ロビンスが死んだ (小学館文庫 つ 7-1)

作家
津野海太郎
出版社
小学館
発売日
2011-11-08
ISBN
9784094086607
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ジェローム・ロビンスが死んだ (小学館文庫 つ 7-1) / 感想・レビュー

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たまご

ハリウッドのレッド・パージについて多少の知識はありましたが,こんなに特定の人々が対象になっていたとは….自分の主義主張はその時の政治状況がいかようであろうとも変わらない,ということを貫ける人は,本当に恵まれているのですね.そして国策がかわっただけ(いや,冷戦の影響もありますが)で昨日の白が今日の黒になる恐ろしさ.安全を脅かされたという大義名分で簡単にヒステリックに世相がひっくり返る怖さ.日本だけの専売特許ではないようです.

2015/10/24

新平

今回のウエストサイドストーリーが一般的に「スピルバーグのウエストサイドストーリー」と呼ばれるようになるなら、今までのウエストサイドストーリーは何と呼ばれるのが適当であろうか?音楽のバーンスタインの?脚本のアーサー・ロレンツの?作詞のソンドハイムの?と考えていくと、やはり一番革命的であった、振付の「ジェローム・ロビンスのウエストサイドストーリー」と言ってよいのではないかと個人的には思う。映画のパンフレットにも出ていたのだが、音楽、作詞、振付の3人はユダヤでゲイで共産党で3重差別を受けていたということだ。

2022/03/11

ここのえ

ジーン・ケリー、ダニー・ケイー、モンゴメリー・クリフトのエピソードは興味深いし、エド・サリバンを「いやなやつ」と言うくだりは痛快です。 ジュデイ・ホリディ、ベッツィ・ブレア、ソノ・オーサトは初めて知りました。巻末に「人名」「作品名」索引があるのはとても助かります。早速今から大好きな「ジョルスン物語」DVD見ましょう。お楽しみはこれからだ!

2012/02/05

qoop

赤狩りの標的となった〈踊る大紐育〉〈ウェストサイド物語〉の振付師。彼が仲間を密告するに至った過程を物語ることは、そのままアメリカの差別の構造を抉り出すことでもある。時代的な三重苦に陥っていたとも云うべきロビンスの立場を、それぞれの要素から解き明かす構成は非常に判り易く、興味深い内容だった。

2011/11/26

Riko

図書館で借りた

2020/03/29

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