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考えない練習 (小学館文庫)

考えない練習 (小学館文庫)

考えない練習 (小学館文庫)

作家
小池龍之介
出版社
小学館
発売日
2012-03-06
ISBN
9784094087000
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考えない練習 (小学館文庫) / 感想・レビュー

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コージー

★★★★☆現住職による、頭で考えず「思考を自由に操る」法。五感を研ぎ澄ませて実感を強めることにより、心が充足する。やはり仏教は、精神世界に逃げず、現実を直視するため納得感が高い。巻末の脳研究者・池谷裕二との対談は、脳科学と仏教の融合でおもしろかった。【印象的な言葉】思ってもいないのに「その服、かわいいよね」などと褒めるのは、記憶の連結がおかしくなり、思考がガタガタになってしまう。

2018/06/18

☆ゆう☆

読友さんから読友さんへ、そして私もお借りしました☆感慨深い一冊。仏教のことは正直よく分からないけれど、間違いなく“考えすぎている”私は、自分を見つめなおす良い機会になりました。グサッと刺さるお言葉も多々。中でも気になったのは感情と表情のお話。“感情を自覚的にすることで、表情は変わる”とのこと。表情がモノを言うと、よく言われる。表情が豊かであったり、和やかな雰囲気を自然とつくれるような、余裕のある人になりたいものだ。この本を読み終えた今、明日は今日よりもほんの少し穏やかで清らかな気持ちで過ごせそうな気がする

2012/04/17

SOHSA

《購入本》腑に落ちる点は多々あり、特に、修行僧ではない一般的な読み手にとっては、ごく普通の言葉で分かりやすく説いてくれている本書の言説は、何の違和感もなく素直に受け入れることができた。「考えない練習」と言っても無理やりに「考えるな!」と自身を押さえつけることは却ってマイナスであり、むしろ考えている自分自身を括弧に入れ、少し離れて眺めるという手法にはなるほど得心をした。容易には達成できずとも日々の瞑想の中にゆっくりと穏やかに活かしていきたい。

2019/07/05

KAKAPO

いつもよけいな考えごと、とりわけネガティブな考えごとに支配されている母のために、と買った本でしたが、自分が先に読み始めてしまったら、自分のためにこそなる言葉に溢れていたので、母の分は、もう一冊買いました。「慢」とは、良く思われたいといった自己の評価を気にし、プライドにしがみつく「欲」の煩悩のうちのひとつです。とか、怒りの発散を繰り返すことによって、怒りを表に出しやすい直感的な性格に近づいてくのです。など、耳の痛いことばかりですが、そんな間違った方向に暴走する自分に急ブレーキをかけるために、考えない練習を!

2018/11/24

late

考えすぎてしまうことが多いので、非常にタメになる部分も多く、自分自身反省・改善していかなけばと思わせられるようなこともあった。ただ、これをすべて実行していくのは現代社会では(というか人間社会では)かなり難しいと思う。私はバラエティーもホラーもほとんど見ないが、それでもゼロではないし。書かれている中で実行可能なものだけ抽出して、ほどほどに考えない練習をしていこうと思った。

2019/07/17

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