クロエとエンゾー (小学館文庫 つ 8-1)
クロエとエンゾー (小学館文庫 つ 8-1) / 感想・レビュー
チャーミー
エンゾーは見ず知らずの男から女性と関係を持って欲しいとアルバイトを持ちかけられる。その女性がクロエ。作家の春雨は三十以上も年の離れた男性から執拗に関係を迫られる。その男性がエンゾー。第二部はクロエが書いた物語に転換し、第三部はエーゲ海を舞台にクロエのその後、そして同名のエンゾーという老作家の物語にクロエとエンゾーが予知されていることに気付く。愛は交錯し現実と夢の狭間にあるような感覚。醒めながら見る夢。読書を翻弄し冗長とも言える臭いセリフの応酬に眉間を寄せるが、こんな夢のような物語も嫌いではない。
2019/07/02
ひつじ
入れ子式というか、どこからどこまでが今なのかがグルグルとしてました。さいごで、そっか....全部そうだったのかと思いましたが、正直、えんぞーを考えた時、あんな若者でどんだけの人なんだと現実感がなかった。それほどの魅力がある男子を妄想できなくて、あえなく敗退。えんぞーが、わかぞーとしか妄想できなかったなぁ>_<
2013/05/24
チェス
うーん、感想が難しい。 図書館本。
2019/04/26
Lady M
うーん…情熱と冷静の間を越えるモノってなかなか出ないなぁでも、辻仁成の作品の中では好きなほうかな?
2012/10/14
★グラスハート★
1.5 第一章は興味惹かれ面白かったのだが、2章から意味がわからなくなりはじめ、結局なんだかわからなかった。
2015/04/12
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