BE-TWINS (小学館文庫 お 32-2)
BE-TWINS (小学館文庫 お 32-2) / 感想・レビュー
紅
帯の『女子を好きになってしまった。しかも、彼女は双子だ。』に惹かれて購入。百合……というより女の子の女の子に対する独占欲を描いた話って感じ。小中学生の頃、仲の良い子が他の子と仲良くするのが嫌で嫌でたまらなかったのを思い出した。
2012/08/18
YH
風の子さっちゃんとか、時代的には昭和のもしかしたら丘ミキと同じくらいの時代設定かしら。お姉さまとか校長さまとか、そんな学生生活送ってみたかった。
2020/06/02
有楽町三省堂書店
同じ塾に通ってた子が、「実は私は双子で、たまに入れ替わってるの」と言い始めて、まあ嘘だろうなとは思っていたが、今日はどっちだろうごっこにしばらく付き合ってあげたことを思い出した。どっちの方が仲良しだとか、どっちの方が好きだとか、そういうの。めんどくさいけど、どこか甘美な日々であった。
2012/08/09
やまた
中学生女子の話。さらさらっと読めました。双子が入れ替わるって、中学の時たしかにあったな。笑 面倒くさいけどなんだか離れられない、みたいのも思春期特有でそれっぽいと思います。
2016/08/11
ひとみ
公立の小学校から憧れのミッションスクールへ進学した文子。勝手が違う上にお嬢様ばかりの学校でコンプレックスが刺激される日々だが、同じ外部からの新入生の七美という親友ができた。天真爛漫な性格で人気者の七美には家庭の事情で離れて暮らす双子の姉で秘密を作りたがる夕美がいて、文子は姉妹の間で翻弄されるのだった。好意や憧れが嫉妬や疎ましさと表裏一体なローティーン女子の友情の難しさと、双子姉妹の駆け引きの謎で読ませる。80年代の九州の女子校が舞台なので、他の女子校ものではあまり見られない泥臭い風俗描写が良かった。
2015/08/11
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