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太陽の村 (小学館文庫 し 14-1)

太陽の村 (小学館文庫 し 14-1)

太陽の村 (小学館文庫 し 14-1)

作家
朱川湊人
出版社
小学館
発売日
2012-10-05
ISBN
9784094087598
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太陽の村 (小学館文庫 し 14-1) / 感想・レビュー

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Shinji

え〜っ?! コメディかいっ!朱川湊人さん2作目だけど、イメージ崩壊だわ(笑) 悔しいほど面白い小ネタの連発、龍馬のオタク生活への崇拝と自虐ネタの数々… 不覚にも笑いをこらえる事が出来ませんでした!コレ、人のいる所では読めないタイプです。桃太郎、金太郎、浦さんら憎めない登場人物も良かった。ですが、ラストのタネ明かしの内容には、現在の日本が抱える問題について考えさせられ、龍馬の選択した生き方が、読者側はどちらを選びますか?と聞かれているようでしたね!龍馬…『走れ芽露助』はいい加減過ぎ!お笑い好きにオススメ♪

2015/11/02

tengen

朱川湊人さんの長編。ハワイ帰りの飛行機が墜落して漂着したのは電気も車もない謎の村。ここは果たして現代かタイムスリップした過去なのか?おデブのオタク青年は過酷な村の生活に耐えられるのか?☆彡独特のホロッと感はありませんが、コメディタッチな朱川ワールドが広がります。

2014/08/02

takaC

種明かし後の真実が好きではない。まあ飛行機事故の顛末が真実かどうかは曖昧な書き方ではあったけれど。そこまでは面白く読んでいたので尚更に虚無感大。

2014/12/20

dr2006

典型的なオタクでフリーターの龍馬は、家族旅行の帰りに飛行機事故に遭い急降下のうちに意識を失う。目覚めた所は鎌倉時代と思われる村の浜辺だった。朱川さんはホラー&ノスタルジー専門だと思っていたが、いきなりタイムスリップにエンタメ満載の作風に驚いた。龍馬は村人に助けられ暮らし始めるが、これ迄の怠惰とは真逆の労働や村人たちとの触れ合いを通じ人として本当に大切なものを知る。現代の人間が執着しているものは実は共同幻想に過ぎなくて、コロナ禍でこれまでの既成概念が淘汰瓦解した先に、人々は本当に大切なことに気付くのかも。

2020/04/27

NADIA

現代のヒキコモリ気味のヲタク青年・坂木竜馬が、家族旅行で行ったハワイからの帰りの飛行機事故で過去の日本にタイムスリップ!? 平成の常識が何一つ通じなく、貧しい村で村長の世話になりながら、それでも人々に必要とされる生活が心地よくなり始めた頃、村長が地頭一味に連れ去られる。行き掛かり上、桃太郎と村長を救出に向かう竜馬は意外なものを目にすることになる。ストーリーも面白いが竜馬視点の語りが抜群だ。ツッコミが冴えていて、笑ってしまった箇所がいくつもあった。ああ、面白かった(^^)

2019/03/02

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