ケセランパサラン (小学館文庫 た 23-1)
ケセランパサラン (小学館文庫 た 23-1) / 感想・レビュー
AKI
積本崩し。多分ジャケ買いしたのだと。作者さんが何を伝えたいのかがよく分からず、特に心に響く事もなく、残念ながら途中から流し読みになってしまいました。間に挟まれる詩篇の意味も???タイトルのケセランパサランの様にふわふわと生きている登場人物たちの、四話の中では最後の「剣のこと」がまあまあよかった方かなぁ。
2019/06/03
深沢商店
大道さんの小説は、登場する女性がとても印象的で魅力的。どこか頼りなく、浮ついているようでいて、でもやっぱりたくましいというか、生きてく力が強いというか。前に読んだものとだいぶ文章の雰囲気が違うな、と最初は感じたけれど、やっぱり大道さんこの感じだなあ、と思った次第。
2015/03/12
syachi
微妙なままならない感じに悩みつつもちょっと前に進んでいく登場人物達をみると、自分は何したかったのかなとか、色々と振り返ってみたくなりました。
2013/02/24
tmng
家族に恋人との淡くゆらゆらした関係…いま僕が読むべき本であったなと思った。詩篇も心にスッと入ってくるものがあり、特に「お兄ちゃんがほしい」と「はじまりの川 終わりの川」がお気に入り。
2015/01/23
はねひつじ
煮え切らない、でも生活のなかで確かに変化していく主人公の感情や他者との繋がりを見て、共感して読める作品でした。盛大な山場とか、きっちりしたラストがあるわけではなくて、それがむしろ日常っぽくて良かったと思います。
2013/06/10
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