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飛ぶ夢をしばらく見ない (小学館文庫 や 22-2)

飛ぶ夢をしばらく見ない (小学館文庫 や 22-2)

飛ぶ夢をしばらく見ない (小学館文庫 や 22-2)

作家
山田太一
出版社
小学館
発売日
2013-05-08
ISBN
9784094088236
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飛ぶ夢をしばらく見ない (小学館文庫 や 22-2) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆19094 世間話を。生物って、誕生して〜成長して〜老化して〜と、これ当たり前ですが、地球上に若返る生物がいるんです!知ってる人も多いかな?うん!ベニクラゲ!「やばっ!歳とった〜」となったら、一旦、赤ちゃんまで戻ってやり直し〜。もう、こいつら〜億年単位で生きてるのもいるとか。で、本作品はそんな感じのストーリーでした。いや、クラゲの話じゃないよ。67歳の女性がどんどん若返っていく話なんです。ラストは、話をスッキリ完結させないまま終わるパターンです。これがかえってジ〜ン!と心を掴むんですよね。

2019/10/13

団塊シニア

主人公の中年男性と身体が徐々に若返っていく女性との激しく切ない恋愛模様、いつか訪れる別れを予感しながら…。まさに「異人たちの夏」と同質の読後感に浸ることができた作品です。

2013/09/11

chika

再読です。30年以上前の作品ですが、山田作品純愛ファンタジーは、色褪せてないです。とある病院入院中に出逢った中年男と老女の恋話。老女が、会うたびに若返る世界観での描写が秀逸です。ラストは切ないっ!(≧∇≦)大ヒット映画 「ベンジャミン・バトン数奇な人生」好きな方は是非一読!の隠れた昭和の名作です。 ラジオドラマ編もいいですよ!

2017/06/12

おさむ

若返りの物語といえば、映画「ベンジャミン・バトン」を思い出します。そこに中年男の悲哀が重なって……。山田さんのファンタジー3部作の1つですが、正直あんまり楽しめませんでした。

2015/10/27

きょちょ

48歳の主人公が67歳の女性と出会う。 彼女は会うたびに若返っていくという幻想的作品。 「飛ぶ夢」というのは、若い頃の鋭くギラギラした感性のことだろう。 主人公は彼女と会うことによりその感性が戻ってくるという話。 しかし、作者は主人公の「今」=中高年時代を随分無味乾燥なものとし過ぎている。 若い頃に比べて精神的には多少落ち着いてきた中高年といえども、現実は感情面でも行動面でもそれなりにもがいているものだし、決して無味乾燥な「今」ではなく、「意味を持つ今」だと思うが・・・。 ★

2017/03/21

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