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消滅のリスト (小学館文庫 こ 26-1)

消滅のリスト (小学館文庫 こ 26-1)

消滅のリスト (小学館文庫 こ 26-1)

作家
五條瑛
出版社
小学館
発売日
2013-07-05
ISBN
9784094088397
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消滅のリスト (小学館文庫 こ 26-1) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

世界の破滅を阻止するため、秘密裏に開催されるという「会議」。その内容が流出し、秘密を知る人間と関係国の情報機関が動き出す。スパイ活動やりたい放題と言われる日本で繰り広げられる戦いの結末は?印象に残った登場人物は、ジゼルと帯津、濃いキャラクター。

2019/01/30

RIN

今や五條さん独壇場の感がある諜報の世界のお話。五條さんのインテリジェンスものは、普段平凡に地味に市民生活を送っている人たちが実は国際社会を動かす活動にコミットしていた、とか、本人も知らないうちに売国に手を貸している人がいかに多いか、とか、前職からしてもいかにもありそうな怖さがリアルで読むのをやめられない。本作も現実に存在しても全く不思議ではないし。日本もそろそろ本格的に「知らないうちに売国に手を貸さないため」の教育を始めるべきではないのか?と本気で考えてしまった。

2014/02/24

マムみかん(*感想記入少なめです*)

富士山の世界遺産登録は喜ばしいですね~♪ でも、世界遺産や天然記念物への登録に熱心なのにはこんな裏事情があるのかも…と考えると不安になります。 ノンシリーズのインテリジェンス小説。 あらすじを見ると難解そうですが、多数の魅力的なキャラと最後までサスペンスフルな展開で、分厚さも気にならない面白さですよ!! 特にスパイ狩りチームのリーダー帯津さん…これまでの作品にはいなかったタイプで素敵すぎる! 個人の幸せをないがしろにした国家や世界の平和ってどうなの…!? 奥が深いテーマです☆

2013/07/13

絳楸蘭

登場人物多くて、しかも錯綜していて最初はついていくのが大変だったけど、慣れてしまえばパターン化した流れだったので楽しむことができた。本当にこういうことがあっての平和だったらイヤだなぁと思いつつ、あり得なくもないから怖い。なにも知らない一般人でいることが平穏無事でいる方法だけど、知らないところでいろいろ動いているのもヤだなぁと勝手なことを思った。誰でもスパイに仕立てあげられちゃうことができる世の中がコワイ…。

2014/09/23

吉田 光貴

個性的で魅力あるキャラが沢山登場し、終盤にそれぞれ交錯していく感じは楽しめた。ただ物語の核となる¨会議¨は全く馴染めず重要性も理解出来なかった。

2016/06/09

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