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くちびるに歌を (小学館文庫 な 20-1)

くちびるに歌を (小学館文庫 な 20-1)

くちびるに歌を (小学館文庫 な 20-1)

作家
中田永一
出版社
小学館
発売日
2013-12-06
ISBN
9784094088816
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くちびるに歌を (小学館文庫 な 20-1) / 感想・レビュー

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しんごろ

Nコンの話!友達に合唱している人がいるので、ついつい購入!ピュアになれるねえ(*^_^*) 長谷川コトミの暴れ方ははまる!笑ってしまったそして中田永一=乙一だったのは知らなかったよ!再読するなら当然、BGMはアンジェラ・アキで!!(笑)

2015/02/18

yoshida

長崎県五島列島の中学校が舞台。産休の音楽教師の代わりの1年間、柏木先生が赴任し合唱部の顧問を勤める。1年間の合唱部と柏木先生の時間が始まる。柏木先生はNコンの課題曲「手紙」にちなみ15年後の自分に手紙を書くよう宿題を出す。3年のサトルとナズナの視点を中心に、合唱部員の心のうち、苦しみが明らかになり救済されてゆく。後半から一気に感動する場面が続く。サトルの手紙で、彼が「ぼっち」を選んだ内面に涙。ナズナの合唱を選んだ意味に涙。サトルがコトミを背負う姿に青春を感じる。皆がこの記憶を持ち、しなやかに生きて欲しい。

2015/07/17

エドワード

合唱団は体育会だ。筋トレ、ボイトレ。身体が楽器だから。練習を重ねて、本番に臨む。心をひとつに、くちびるに歌を持て、勇気を失うな、心に太陽を持て。五島列島の中学生たちの、男女の微妙な関係が可愛らしすぎる。「手紙~拝啓、十五の君へ」という歌自体、涙なくして歌えない。十五の僕には、誰にも言えない悩みの種があるのです。映画は実際に音楽が聞こえて来ちゃうから、トリ肌立って涙ボロボロ。映画では柏木先生にも悩みの種があるが、原作ではオスカルさながらの男前美人。負けそうで泣きそうで消えてしまいそうなサトル君が健気でいい。

2015/03/19

ちょこまーぶる

歌は心を動かす力があるんだろうなと痛感させられた一冊でした。映画も素晴らしかったんですが、原作を読んで良かったですね。原作で登場人物たちの心の動きをしっかりと知ることができし、幾人ものそれぞれの声の音色がミックスされて、キャンパスにダイナミックに描かれた時の感動も読みながら体験できました。そして、その感動にブラスされて若者たち特有の集団心理なんかも描かれていて面白かったですね。それから、課題曲アンジェラ・アキさんの「手紙~十五の君へ~」が良い曲なんですよね。読みながら、ずっと頭の中でループしていました。

2017/09/09

相田うえお

★★★★☆脱線話しまーす。ちょっと年季の入ったミュージシャンのコンサートに行くと必ず「皆さん御一緒に!はーい!ラララだよ〜」と、ラララの合唱が始まったりする。なせ「ラ」なのか?いや、「ルールールルルー」も「ワワワワー」もあるのかもしれない。だが、やはり「ラ」だ!「ラ」が強い!同じドレミ仲間なのにありそうでないのが「レレレ」これだと赤塚不二夫になってしまう。さらには「みみみ」じゃ蝉だし「ししし」は馬鹿された様な笑いだ。ましてや「ふぁふぁふぁ」はバルタン星人なので論外だ!はて?何が言いたかったのか忘れた。。

2016/08/16

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