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旅の理不尽 アジア悶絶編 (小学館文庫 G み- 1-1)

旅の理不尽 アジア悶絶編 (小学館文庫 G み- 1-1)

旅の理不尽 アジア悶絶編 (小学館文庫 G み- 1-1)

作家
宮田珠己
出版社
小学館
発売日
1998-02-01
ISBN
9784094110418
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旅の理不尽 アジア悶絶編 (小学館文庫 G み- 1-1) / 感想・レビュー

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ゆいまある

申し訳ないようだが、珠己さんの本の中で一番面白い。デビュー作であり原点。会社勤めの合間に旅をし、自費出版で出したこの本が注目され、小学館から文庫になったが為にか、その後珠己さんは有名企業を退職してライターになってしまう。最もそのまま会社に居続ける姿なぞ最早想像つかない。極めて主観的な独り旅エッセー。高スペなのに不器用極まりない珠己さんの魅力がこれでもかと詰め込まれ、勢いであったり捻くれであったりひょっとこであったり、旅先で迫られた女性と危うく恋に落ちそうになったりと、切ないやら嬉しいやらが溢れている。

2021/01/15

007 kazu

サラリーマンであった著者の90年代アジア旅行記。文章はユーモラスに描かれ、サクッと読めるが受けを狙いすぎて滑っている感もありつつ、たまにツボにはまる表現もあり、評価に困る(笑)。サラリーマンしながらこんな時間取れるの(長時間バスに乗る描写多数)?羨ましい、と的外れな感想も抱く。同じアジアでも経済発展を遂げた今ではできない経験もあるのでは?旅慣れてそうで、だまされることも多く詰めが甘いところが面白い。最後の香港女性との話は、映画にもなりそういい話じゃないか!ほろりと来た(さすがに多少は盛っていると思うが)

2024/11/15

すぎえ

本書は旅本である。風のサラリーマン旅人タマキングとかいうふざけた人が書いた旅本である。『~である。』というのがいささかうるさいかと諸君はおもうかもしれないが、タマキングの本に毒されるとこうなってしまうのである。まったくもって遺憾である。とりあえず面白いのだ。自費出版の先駆けであり、間違いなく無類の本だ。奇書だけどジャンルを切り開いてきている気もするそんな一冊。

2009/11/28

puu

タマキング、2冊目。これがデビュー作との事だがもう脱力系タマキングの全てがはいっているような一冊。面白い。やはり旅は理不尽だからこそ楽しく、そして思い出に残るのかもしれない…とそんな事を最終的には思ってしまう一冊。軽い気持ちでサクサクと読めてクスっと笑える。騙されてばっかりじゃねーかw「信じるものはすくい投げ」なんだそりゃw明日から使うぞw

2021/05/04

mami

読む度に魅了される。この際デビュー作から全て読破しようと手に取った。タマキングの原点ここにありですね。初エッセイからこんなに面白かったのか~。

2015/05/24

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