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STORY BOX JAPAN

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作家
井上荒野
出版社
小学館
発売日
2010-11-05
ISBN
9784094120172
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STORY BOX JAPAN / 感想・レビュー

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nuit@積読消化中

自分の生まれ育った故郷青森が題材の短編集ということで手に取りました。しかし、わりと暗いネタばかりで、「あぁ~、青森ってこういう印象がなんだ?」と思いつつも、普段、怪談やホラー、幻想小説を好んで読む自分としては、決して嫌いではありませんでした。中でも森見登美彦さんの「夜会」の雰囲気が印象的です。また、嶽本野ばらさん「死霊婚」も怪談としては秀逸です。しかし、欲を言わせてもらえば、もし次回青森ネタで続編を書いてもらえるのであれば、津軽方面ばかりではなく、三戸、七戸、八戸あたりの南部方面もネタにしてもらえると嬉し

2016/04/26

佐々陽太朗(K.Tsubota)

青森は私にとって遠い県である。距離があるだけでなく、縁がない。青森を訪れたこともなければ、知り合いに青森県人は一人もいない。青森県と私の接点といえば、太宰を読んだことがあること、「田酒」を飲んだことがあること、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を生で聴いたことがあること、愛読書の一冊に風間一輝氏の「男たちは北へ」があることぐらいなものだ。しかし、青森には私の心を惹く何かがある。本書は短編集として玉石混淆の感があるが、青森に行きたくなったのは確かです。

2011/03/28

ゆっ

全て青森のオムニバスです。訪れたことのある地域や、まだ行ったことのない場所…ちょっと読んでいてワクワクしちゃいました。隣りの県だからいつでも行けそうな場所だけど、津軽海峡が~!

2017/05/29

やぎ

10年ぶりの再読。青森をテーマにした読み切りのアンソロジー。10年前に読んだときは知らない作家さんばかりだし、青森のイメージってこうも暗いものなのかなと少し腹が立って読むのをやめた記憶がある。あれからいろんな作者の小説を読むようになり今度は知っている作家さんばかりで興味を持って再読。どの小説の舞台も全て訪れたことがあり楽しめた。相場英雄さんの「親指」が好きです。

2020/01/04

らぴ

夏川草介と森見登美彦目当てに読んだが、なによりもインパクトがあったのがトラベルミステリーが有名な西村京太郎。ふだん興味の湧かない作家なので初読みだったのだが、読点があまりにも多すぎて読みづらい文章(下手くそだと思う……)、そして被疑者でもない女性のことをあれこれと調べる刑事。警察ってそんなことしていいの? とおおいに疑問。「ないわー」とつぶやきながらの読了だった。

2011/01/15

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