だぁれも知らない (小学館文庫 S)
だぁれも知らない (小学館文庫 S) / 感想・レビュー
上品過ぎて僧侶のような寺
女優・中谷美紀がストーリーを書いた絵本。小さい女の子がいつも見る謎のお婆さん。そのお婆さんがある日…という感じのお話。ちょっと暗い感じの不思議な話だが、美女が書いたと思うと素敵だと思う助平な私。色んな解釈ができそうな内容でした。
2013/10/11
καйυγα
ふと思う。気に掛けられないこと。知らんぷりされること。忘れられてしまうこと。とっても辛いことだと。こちらが云々かんぬん足掻き想っても、自分の存在を否定された瞬間、自分の存在価値を認められない瞬間、死んでしまった方がいいのだと。主張しても誇張しても、無いことにされてしまえば無機質以下なんだと。だから認め認められ、泣き、笑い、怒り、愛し合う。様々な感情が動力となり人らしさを形成するから。人が人であるために、人として生きていくために。僕は発信していく。忘れてしまうことより、忘れられてしまう怖さから逃げ出すために
2014/09/16
ナカタふりそそ
孤独感とか寂寥感とかそういう心の傷を見せないために人は強がって生きるのかなあって思いました。
2013/05/01
kei
孤独に対する感性がいいなあと思いました。マーク・ロスコのような絵が、想像をかきたてます。
2009/11/06
asa
市図書館本。中谷美紀さんの絵と文。きれいな色の絵本。
2016/08/21
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