ぞうネコ (小学館文庫 S)
ぞうネコ (小学館文庫 S) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
【読メエロ部】小学館文庫は昔、女性有名人に絵本を書かせて出していた。中島みゆき、中谷美紀、優香、さとう珠緒、相川七瀬……本書もその1冊である。秋元康のどこが女性有名人なんだ!という方、表紙をよく見て欲しい。この絵本の絵を担当しているのは秋元康の奥さん、麻巳子夫人。かつて一世風靡したおニャン子クラブの高井麻巳子である。実は私はファンであった。高井麻巳子はスラッとした美人ながらパイオツが豊かで、中学時代の私を魅了した。秋元夫人になった時は目の前でシャッターが降りた気がした。そんな麻巳子夫人の絵は下手だった。
2016/05/24
クマリカ
親から貰った体とか、飲みニケーションとか、昭和の大衆芸能文化の帝王らしい定番王道のわかりやすいストーリー。 大衆一般の受け入れられる消化力をけして越えてはこない安全ラインを心得てる。 逆に言えばへそ曲がりや特殊性癖やサブカルタコツボマイノリティ好きには毛嫌いされそう。 いわゆるマス=マジョリティの減った現在、電通や秋元やマスコミの古びた昭和思考もまたサブカルのひとつになってしまったと思う。
2021/11/27
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