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AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)

作家
田中ロミオ
mebae
出版社
小学館
発売日
2008-07-19
ISBN
9784094510805
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AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4) / 感想・レビュー

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mitei

著者が有名なライターの方だったので手に取った1冊。最後のクラス全員がはっちゃけ出した時は痛快だった。

2010/01/27

そのぼん

摩訶不思議少女と、友人たちと波風たてずに過ごそうとしている少年とのラブコメ・・・のまま進むのかと思いきや、途中からいじめの描写とかがあって、結構重みもありました。初めのほうはどうなるのか不安でしたが、途中からどんどん引き込まれました。

2013/01/29

shin

一郎は偶然不登校で妄想少女の良子と行動を共にし、担任から彼女の世話を頼まれクラス内の関係に影響しつつ騒動に繋がるお話。個人的に一郎のわくわくするような非日常を見てみたいという期待に共感できた。しかし現実は確かにあって、一方通行な妄想戦士は序の口で、クラスで良子と板挟みになる一郎や普通に馴染まない者への風当たりに心が痛んだ。どんなに辛くても帰還できるような異世界はないけど、大げさでも何でもなかった魔竜院光牙最後の闘いに勇気を貰い、呪いが機能するように世の中には不思議な事があってもいいかもと思えたお話でした。

2014/10/02

PSV

妄想戦士としての生き方、生きざまに憧れるようで憧れないような。自分らしく生きる、ということと、周りに適応しながら生きる、ということは本来的には相反しないはずなのに、周りの歩調に合わせるあまり、自分というものを捨ててしまうことがある。それは、自分を偽るということで、騙した人生、騙された自分に腹が立たないだろうか。しかし、一定の抑圧は必要なのかもしれない。自分勝手な生き方は、孤立を生み、亀裂を深めるだけだから。ロミオは、その微妙なさじ加減を、うまく描いていると思う。  ★★★★★

2012/07/23

星野流人

劇場版を観た後の読了。中二病罹患者をヒロインとした、スクールカースト系の作品。重度の中二病罹患者を描いているだけにコミカルさはもちろんあるが、一方で彼女らを突き落とすいじめのシーンも胸が痛くなる。しかし最後にはしっかりと元気にさせてくれる作品。かつて、あるいは今現在を以て妄想に囚われている人間にとっては、恥ずかしい古傷を抉られつつも、それでもしっかりと前を向き厳しい現実を生きていくための力をくれる。かつて中二病でありいじめられ経験者であった佐藤メンズの言葉の一つ一つが、意味深い。

2013/05/21

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