RIDEBACK ~キャノンボール・ラン~ (ガガガ文庫 く 1-2)
RIDEBACK ~キャノンボール・ラン~ (ガガガ文庫 く 1-2) / 感想・レビュー
海老庵
原作コミック未読。アニメ積んだまま。それでもあっという間に世界に入り込めて最後まで一気に読み通せた。公道レースとその裏の政治的な駆け引きが絡み合う構成はスリリング。キャラの掘り下げはほとんど無かったけどそこは原作読めという事か。「走る」「マシンと一体になる」という事については深く同意できる描写が多く、積んでいるアニメも早く消化しようという気になった。
2009/05/16
竹花 樒 - Shikimi Takehana
非常に堅実な作り。陸先生も背伸びさえしなければその実なかなかの実力派だったのですね。本作は「ライドバック日本グランプリ」を基点に派生するアナザーストーリーです。終始テンポ良く紡がれるタイマン勝負が実に熱かった。その裏で糸を引く政治模様も実に明快で風呂敷の広げ方もコンパクト。物語のスピード感溢れる展開を妨げない。原作者と著者の相性もバッチリで読み終わってみると納得のノベライズ作品でした。アニメ視聴組でも本編はほぼネタバレ無しなのでご安心を。実はカサハラ先生のあとがきが一番のネタバレ!? 気になる人は注意を。
2009/01/29
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