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コップクラフト 3 (ガガガ文庫)

コップクラフト 3 (ガガガ文庫)

コップクラフト 3 (ガガガ文庫)

作家
賀東招二
村田蓮爾
出版社
小学館
発売日
2011-01-18
ISBN
9784094512458
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コップクラフト 3 (ガガガ文庫) / 感想・レビュー

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海猫

設定良しキャラ良し文章良しで死角のない好シリーズ。今回は話のスケールが抑えめなぶん奥行きあるハードボイルドな味わいが濃くなった。

2011/01/26

よっち

殺された女子高生の捜査を行うため、ティラナが転入生となって高校に初の潜入捜査を行った回。さすがに自身が主張した教師役には無理がありますね(苦笑)潜入した高校で直面する厳然とした格差、そして初めてティラナが友達として認識したナイアスとの悲しい結末。実際には単純な勧善懲悪なんてことにはならなくて、悪人ほどしぶとく生き残る。厳しい現実に、ティラナには葛藤もあったでしょうが、マトバと痛みを分かち合うことで、何とかそれを乗り越えていこうとする、人として刑事としての成長が描かれていました。最後のナポリタンで泣けた。

2014/04/15

まりも

再読。頁数は少ないが内容は濃いな。女子高生が殺された事件の真相を探るために高校へと潜入調査することになったティラナ。初めての友人と事件は本当救われない結末でしたね。ドラッグに関わる事件なだけに胸糞悪い展開でした。ただそんな厳しい状況の中痛み、苦しみを分かち合った事でマトバとティラナの絆が強まったのは良かったですね。刑事ものとしては非常にベタな展開でしたがそれだけに読んでいて引き込まれる魅力がありました。ナポリタン食べたくなった。

2014/04/17

いおむ

あ~、賀東さんホントうまいなァこんちくしょー(笑)と、悔しくなるほど面白かったです!マトバがティラナに銃を向け発砲するくだりは、下手するとチープになりかねないけれど、今までの伏線がいかされ良いエピソードだった。そこから事件が一気に動いて惨劇と真相、結末。昨今の事件を連想させるただ面白いとだけで済ませられない重い事件だけど、それだけにラストは感動しました。表現はおかしいかもしれないですが、こういったテイストで書き上げられるライトノベルという媒体はやはらりただしい。

2016/06/19

まるぼろ

今巻は、クイーンズ・バレーの路上にて女性の全裸死体が発見されるが、身元が市政にも力を入れてるモダ・ノーバム氏の娘でシャーウッド高校に通うノルネと判明した事から、ティラナがシャーウッド高に潜入捜査する事になり…と言うお話。感想ですが、シャーウッド高での今回の黒幕が意外な人物だったと判明し、しかも事件自体は犯人不起訴で釈放と、事件解決には至ってないのでケイと取り分けティラナに至っては手痛い失態と言う形に映りますが、この先のティラナの刑事として成長が予感できる内容だったのが救いだったかな、と。次巻も期待です。

2015/07/30

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