ブラック・ラグーン 2 (ガガガ文庫)
ブラック・ラグーン 2 (ガガガ文庫) / 感想・レビュー
鱒子
虚淵玄氏が書くブラックラグーン小説版。第2弾です。群像劇仕立てになっています。今回は、犯罪の街 ロアナプラいちの色男(ロメオ) ロットン大活躍!酔狂なボンクラ、スタイリッシュ電波男と散々な風評ですが、まさにその通り。方向違いの活躍の理由、実にしょうもない事が最後に判明します(^◇^;)
2017/11/20
ヨーイチ
人気コミック、アニメのノベライズ。良くも悪くもノベライズ(なんのこっちゃ)。原作が好きならそれなりに。信じられないがハッピーエンド。シリアスに始まり途中からズッコケていく。年甲斐もなくキャラクター愛で読んでいるので、それもまた良し。登場人物毎の一人称て形式はテーマとかストーリーを犠牲にしているが、この場合は有り。この作者は好き勝手にキャラクター愛を貫いていると見た。多分原作に触れていないと読み通すのは辛いかも。小生は楽しめた。取り敢えず作者がオタク要素とかゲーム世界に限りない愛情を持っているのは分かる。
2019/04/05
ほむら
虚淵玄の熟語チョイスと文の作り方には本当に舌を巻くばかり。とりわけ戦闘シーンというのもこんなふうに書けるものかなあと思う。そしてロットンはやっぱりロットンでした。この人の視点の話は心なしか、ロアナプラという無法地帯で普段から楽しげに綴られている虚淵節が、更にイキイキとして見える。ロットンとソーヤーとの同居は、シェンホアの母性が働いてのものだったとは!更に好きになった。「シェイターネ・バーディ」と同じくラグーン商会は特に目立たず…と思いきやレヴィを差し置いてまたロックの悪い癖が暴走してました。
2013/07/21
kureha
まずブラック・ラグーン本編を何も知らずにロアナプラへ踏み入ったことを深く反省しております。いやもうとんでもない街でしたよ。ガンアクションは好きだし、表紙の無防備にも太股むき出しのねえちゃんに誘われて踏み込んだんですけど……無防備なのは自分でしたってね。幸いにも五体は満足に2巻分を読み終えることができましたけど、この街の空気に五臓六腑は犯され、もう忘れられないハラワタにされてしまいましたよ。再びロアナプラへの逗留は近いかもしれませんね。
2017/04/21
遊辺
ブラクラ×虚淵第二弾。ロットンの視点で描かれるロアナプラのドタバタ劇という作風である。個人的にはニンジャキター!という感想がすべて。大好きだねこのキャラ。しかし小説だから、描写は視点の影響を受けるわけで、普段電波すぎてまったく理解できないロットンの見る世界を覗き見ることができた、、、ような、気がする。
2019/01/03
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