僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない (ガガガ文庫)
僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない (ガガガ文庫) / 感想・レビュー
豚汁三昧
非オタの主人公が、旅先で出会う少女たちに影響され、鉄道へはまっていく様が面白い今作。 長野という、鉄道にかなりの魅力のあるところをラノベ進出第一弾としたのはやっぱりセンスがあるということなのだろうか。 この作品の特徴は、各所各所から、ラノベ離れしているというか、児童書にも近い雰囲気を感じるところだろう。 高校生には見えない初々しい反応をする主人公や、やはり高校生には見えない幼さを感じさせるイラスト。 同作者の「電車で行こう!」の読者さんにも、一度読んでいただきたいユルさでした。 面白かった。 2巻も読む。
2020/07/18
銀雪
著者による児童向け電車ミステリ「電車で行こう!」のファンなので購入。ヒロインに鉄道の蘊蓄を語らせていたシーンが多くそこが不自然で残念だったけど、それを抜きにしたらかなり楽しめた。「電車で行こう!」とは違う、ラノベらしい描写も上手いし。最後の人助けの展開なんて、まさに「電車で行こう!」にありそうだと思った。でも、由佳さんの後日談についてはもっと知りたかったかも。私は長野生まれだから、善光寺がチラッと出てきたのも嬉しかった。あと、この本で、広島県以外にも「横川駅」があることを初めて知った。
2012/03/13
ビスコ
先日、長野電鉄・上田電鉄・しなの鉄道に乗りに行ったので、読み返し。いやはや、イラストも文も、よく書き込まれているなと実感。 ただ、同じ作者の代表作、RAILWARSと比べると、あちらの方がラノベらしいというか、こちらはやや地味な印象が拭えない。
2016/08/22
nemuro
本書を開くと、目次のさらに前の頁には、「時刻表がめくれなくても、この作品は十分に楽しめますので、ご安心ください」とありました。で、読み始めてみると、たしかに時刻表の知識がなくても、サクサクと、そして楽しく読了。ガガガ文庫も、なかなかです。
2012/01/28
まんがジジィ
Rail Wars!の作者、豊田氏なので興味を持ち、読みました。一言、おもしろかたです。続けて2巻を読みます。
2015/09/27
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