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飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜 (ガガガ文庫)

飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜 (ガガガ文庫)

飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜 (ガガガ文庫)

作家
手島 史詞
鵜飼沙樹
出版社
小学館
発売日
2012-05-18
ISBN
9784094513431
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飛べない蝶と空の鯱 〜たゆたう島の郵便箱〜 (ガガガ文庫) / 感想・レビュー

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海猫

ライトノベルとジュブナイルの美味しいところを抽出して上手く混ぜあわせた感じ。主要登場人物が少年と少女二人だけでお話がシンプルときて空中戦の臨場感がなかなかで力強い。ただし終盤に入ってからは文章が言葉足りていない上、世界観と感情に溺れすぎでちょっと惜しい結果になってしまった。最後まで引き締まっていたなら印象がもっと鮮烈であっただろう。にしても一冊でまとまっているところは買えるし壮大なプロローグとも読める。あと5冊続くからぼちぼちと読んでいきますかね。

2014/04/09

よっち

霧の上に浮かぶ島々に人々が住んでいる世界で、空を飛ぶ武装郵便屋を営む少年ウィルと、その相棒ジェシカのお話。飛ぶことが下手なウィルと、風を読むことが得意でも、過去の事故で高所恐怖症になってしまったジェシカは、一人では飛べなくても二人でなら飛べる。不器用なジェシカの思い、全てを知った上でそれを支えるウィル。こういう足りない者同士が力を合わせてみたいな感じは好きです(二人とも別のことでは凄いみたいですが)。封書を通じて物語が紡がれていく、繋がっていく今後に期待です。大福にうっとりするジェシカさんに萌えた(笑)

2014/01/14

ひめありす@灯れ松明の火

これは外側の勝利かなあ。表紙の雰囲気がものすごく好き。羽根の描き方とか髪の色合いとか、きゅーんとなってしまいました。どこか寂しげな印象の透明感のある儚げな色合いとタイトルのフォント。これ凄く好み。白抜きのサブタイトルも文字と文面の雰囲気が合っててばっちりです。蝶と鯱、たゆたう、などの言葉の選び方も全体を通して一つの作品だなと思います。内容は『テガミバチ』とか『ポストガール』とかに似た感じのちょっとほろ苦いお話。ありふれているけれど大切だらけでジブリみたいなアニメにしたらきっと面白いのではないかと思います。

2012/10/28

磁石

大概、他人をけしかけて主人公たちを襲わせる奴、特に死体なんかを生きているように見せかけて操るイカレポンチ、終いにはヒロインをけしかける様なクソ野郎は、ろくな最後を迎えられない……と思っていた。単なる狭量でしかなかった。実際に近づいて話を聴いてみれば、大した理由でもないワガママで凶悪ですらなかった。引き金を引くをことを放棄して、誰かに丸投げしているだけ、運命の支配者になれない道化でしかなかった。……まだまだこの域には達せられていない。

2017/06/05

たく@ぼっち党員

中の上。これはいい雰囲気のファンタジーだな。鵜飼先生の絵ともマッチしてる。心なしか、同絵師の「ブラック・ブレット」に似通ってる部分があるように感じた。いいね、いいね!続きが楽しみだよ!

2014/08/30

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