妹さえいればいい。 (13) (ガガガ文庫 ひ 4-13)
妹さえいればいい。 (13) (ガガガ文庫 ひ 4-13) / 感想・レビュー
よっち
春を迎えて心機一転。不破春斗が新シリーズを発表したり、白川京が出版社ブランチヒルに入社でプロの編集者となったそれぞれが新たな道をあゆみはじめる第十三弾。今回は主に白川京視点で、新レーベル立ち上げに参加して、作家担当について奮闘する展開でしたけど、それにしても世間は狭いですね…(苦笑)最終章前編ということでいろいろ区切りがついたり、関係が変化したり一歩前進したりと物語として終わりに向かってゆくのを感じてしみじみとしましたが、そんな余韻をぶち壊しにしてみせた巻末の自主映画制作エピもあれはあれで楽しかったです。
2019/09/17
活字スキー
女子力の向上が止まらない千尋ちゃんでもさすがに母乳は出ない、青春ラブコメ群像劇の最終章。その前編とは言いつつ、作者が「このまま『完』と付いても問題ないのでは」と言うくらいに諸々の要素が収まるべき所に収まった印象。我らがみゃーさんも、失敗や寄り道は多かったけどどうにか主人公になれそうだし。誰かの人生を左右するだけの作品を生み出せる人はやっぱり凄いし、そんな作品を生み出すお手伝いが出来たらめっちゃワクワクするだろうな~。
2019/09/18
わたー
★★★★★そして、たった1人の読者に向けた渾身のラブレターは、次なる主人公の原動力となる。繋がれるバトンの行く末は……面白かった。エピローグ前編となる今回は、ブランチヒルに就職し、ラノベ編集としての道を歩み始めた京中心の物語に。作品の性質はそのままに、よりお仕事要素強めになった印象で、ここに来て読者に新しい扉を用意するとか、全裸系美少女作家流石だなと。それにしても、ブッとんだキャラたちが少々大人しくなったなと思ったら、みんなの良心千尋が恋愛脳に毒されてピンクになってしまったのは残念。
2019/09/20
シータ
最終章前編。今回はブランチヒルに入社して編集者として奮闘する京がメインの話になってました。編集者として作家との接し方に苦悩したりして、春斗や伊月に相談して、伊月のアドバイスが一番説得力あるなーと思いました。春斗と京の恋愛面で進展があって、粘った甲斐があってよかったな春斗!あと千尋のキャラがだんだん崩壊してきているw 授乳イラスト最高かよ!次でいよいよ最終巻になってしまうのだけれど、春斗と京がどうなるのかだけ気になる。他はもう落ち着いちゃったからね。
2019/10/12
サケ太
社会人になった京。仕事は一筋縄ではいかない。しかし、周囲は京の強みを知っている。その真っ直ぐさ故に愛されてきた彼女。春斗の女性関係にも決着はつくのか。次が超絶楽しみ。
2019/09/21
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