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鋼鉄城アイアン・キャッスル (ガガガ文庫 て 2-14)

鋼鉄城アイアン・キャッスル (ガガガ文庫 て 2-14)

鋼鉄城アイアン・キャッスル (ガガガ文庫 て 2-14)

作家
手代木 正太郎
太田垣康男
ANIMA
sanorin
出版社
小学館
発売日
2021-03-18
ISBN
9784094518955
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鋼鉄城アイアン・キャッスル (ガガガ文庫 て 2-14) / 感想・レビュー

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海猫

ロボバトルと時代伝奇ロマンの合体!城が変形し巨大ロボットになり、人力で動くという無茶な設定を成立させる力技。「荒唐無稽上等だ。そのほうが面白い」という、作中の台詞を地で行く作品。主人公が松平竹千代(徳川家康)で、石田佐吉、服部半蔵、今川義元らを配したドラマも面白く、ライトノベルとしては厚めの文庫本ながら、一気読み。一冊で満腹感あり。講談調を意識した語りが効果的で、歴史時代小説的な気分が出るし、ロボットアニメの定番を押さえた展開にも合う。アニメ化前提の企画なので、実現に期待。小説としても、この先を読みたい。

2021/05/02

サケ太

まさに荒唐無稽!エンタメ重点な痛快娯楽時代劇ロボットアクション小説!史実的な要素は、ありつつも、ひたすらに面白い物語。松平竹千代を主人公に、脇に石田佐吉、服部半蔵やその妹さやかたちとともに鐵城(キャッスル)、砦城(フオオト)というロボットの存在する戦乱の世。時代背景を捉えつつも、小ネタを度々挟んでくるので楽しい。関係ないと言いつつ、西郷どんとか。こういう滅茶苦茶をやっても面白いのがこの作者の作品。

2021/03/18

緋莢

地中を走る龍気と、魂鋼刀で城を超兵器とする「鐵城(キャッスル)」。応仁の乱勃発後、全国各地の鐵城(キャッスル)を用いる戦国大名が覇を競い合う戦国時代に突入。 そんな中、父親から鐵城(キャッスル)を受け継ぐも、ある事情で動かせずにいた松平竹千代は、勢いにのる織田信長の戦いを目撃し…戦国時代を舞台に、巨大ロボ化した城を用いて戦うという設定は非常に好みです。歴史上の人物も実名で登場しますが異形っぽいのもチラホラ。そういう点も好み。ただ、文章が自分にはあわず、入り込めないまま、終わってしまいました。

2021/11/03

真白優樹

鐵城と呼ばれる、城が変形した超兵器が鎬を削る架空の戦国時代で、若き日の家康が仲間達と共に立ち上がり始まる物語。―――心に城、胸に勇気。いざ仲間と共に立ち上がれ。巨大な城が変形した兵器が鎬を削る、正にアニメ映えするであろう物語であり、戦いの中、家康が仲間の死を乗り越え漢として成長し覇を見せつける、熱さ溢れて王道に面白い物語である。始まったばかりの覇道、見果てぬ夢はまだ遥か彼方。果たして家康は望みを叶える事は出来るのか。この五里霧中の戦国時代は、果たして何処へと進んでいくのか。 次巻も勿論楽しみである。

2021/03/19

イシカミハサミ

ノリで楽しむぶっとび本。 普通なら手を伸ばさない類の本だけれど、 手代木さんの作ということで信じてみた。 実在の城がロボットになって動き出す。 あとがきで曰く、講談でやるような大ウソをついてみた、ということで 何も考えず楽しめる作品だと思います。 榊原康政のキャラがテンプレだけれど好きなんよ。 ――鋼鉄戦国講談!開演なぁりぃ~!

2021/05/22

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