からくり仕掛けの恋泥棒 (小学館ルルル文庫 た 2-2)
からくり仕掛けの恋泥棒 (小学館ルルル文庫 た 2-2) / 感想・レビュー
紅羽
表紙の眼鏡男子…アルノーを見て表紙買い(笑)ちょっと想像と違い、掴み所の無いキャラクターでしたが、面白かったです。騙しているようでいて、手の上で転がされているようなヒロイン、ディディも可愛いです。直接的な告白めいたものが無かったので糖度は控えめですが、ハッピーエンドなので後味は良かったです。しかしオチが拍子抜けするくらい小さく纏まっていたような…(笑)
2013/04/08
まろりん
個人的には読み切りだったらこのぐらい平和にまとまってくれていると嬉しい。本来は真っすぐヒーロー好きで、面倒くさい・わかりにくい系はあんまり好きではないのだけど、アルノーはなんか許せた。でも最初はちょっと変わってるけどまっとうな良い人だと信じていたのに…!いや恋愛面に関してはちょっとSなだけだ。そうに違いない。でも一回目読んだ時はハラハラしたけど、2回目読んだ時はオチと真相がわかっているせいか、ディディちゃんが不憫でなりませんでした…。でもラストは好きです。今後も弄ばれてください。
2014/01/17
RINGOoisiiiiiii
盗賊団としてヒーローに近づくヒロインと、オートマタにしか興味のないヒーロー。ヒロインの一人相撲が面白かった。気を惹こうとあれやこれやするものの逆に転げていくという。後、どじっ子みたいな展開はなくて安心した。そしてオートマタにしか興味なかった博士が…実は…なラスト。どこら辺でそんな気持ちになったのかがあったら良かったな。
2017/01/10
こばこ
姫様王子様のお話が続いたので、泥棒とからくり博士という異色の組み合わせに惹かれて手にとりました。押し付けがましくないコメディ加減が好き。勘違いが勘違いを呼び続ける展開が面白かったです。手の内が見えない登場人物ばかりで、常に予想を裏切られました。アルノーの噛み合わなさw 突然すぎる気もしたので伏線がもうちょい丁寧にあればもっと楽しめた。けど相手の気持ちに不安を抱きつつ読むのにいい塩梅。最後の男共の会話、是非ディディに聞かせたいですね。背景「フランス風」に頼りすぎて、世界の細かい所が見えなかったのも残念かな。
2014/03/03
凍矢
小姑の世話役、女装好きな王子や、オートマタにしか興味がない男性。どのキャラもいきいきしていて、主人公にも共感しました。自分の大好きな物語でしたね。
2013/04/07
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