土地の神話: 東急王国の誕生 (小学館ライブラリー 30)
土地の神話: 東急王国の誕生 (小学館ライブラリー 30) / 感想・レビュー
しょ~や
猪瀬さんの本は分厚くてもスラスラと読める。調べ尽くされた中身も面白いし、書き方のテンポも良いのだと思う。
2019/11/19
snzkhrak
引き続き、裏・日本不動産業近代史。土地がまず先にあって、土地の価値を上げるために鉄道を引いたり、大学を誘致したり。人がいるから鉄道を引いたのではなく、その逆。なるほど不動産業ありき。小田急や京王を含めたかつての大東急。吉祥寺、八王子、町田と一見なぜ?と思う所に東急の店があるのはその辺りの名残か。
2012/03/21
ななっち
「ミカドの肖像」は西武の話でしたが、今回は東急グループ、田園調布と鉄道の発展を絡めたお話でした。田園調布の都市開発がその理想と現実の桎梏で難しかったということは「東京の都市計画」で読んできましたが、「東京の都市計画」が行政計画の学術的な検証に近い内容であったのに比べ、この本は五島慶太や不動産開発の日本における現状を含め、もう少しリアルな人間模様、時代の流れといった、極めて泥臭い内容を書き綴った内容です。英国の田園都市構想と日本のまちづくりの思想の違いといったものも考えさせられる本ではありますね。
2012/01/22
なんと
92/03/20
2015/12/23
なかじ
東急電鉄の発展の歴史。この本は目次がなくて読みにくかった。これまで東京都副知事としてメトロと都営地下鉄の統合という問題に取り組むキッカケになった本。30年も昔に注目していたなんてすごい。猪瀬さんのノンフィクションをもっと読みたくなった。
2012/12/19
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