蝶の島: 沖縄探蝶紀行 (小学館ライブラリー 715 OUTDOOR EDITION)
蝶の島: 沖縄探蝶紀行 (小学館ライブラリー 715 OUTDOOR EDITION) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
三木卓は詩人にして小説家(芥川賞作家)。この人が蝶に造詣が深いというのは今まで知らなかった。「病膏肓に入る」とまではいかないが、その入り口あたりのマニア度かと思われる。さて、本書は1981年の6月と10月に2度に渡って琉球諸島を蝶を求めて旅をした際の探蝶記である。さすがに詩人の書く文章だけあって、巡り合った蝶の描写は実に細やかだ。そうはいっても写真家の栗田貞多男も同行しての旅なのであるから、もう少し蝶のカラー写真があってもよかったのではないだろうか。その点は残念なのだが、紀行として読む限りは上々の部類か。
2019/03/26
ちゃっぴー
蝶を探しに沖縄本島と八重山を旅した紀行文。蝶を探しに行ってるのに蝶の写真が少なすぎるし、カラー写真でないと美しさが伝わってこない。38年前のことなので三線が蛇皮線、サータアンダギーが「砂糖天ぷら」「小麦粉をあげたオムスビドーナツともいうべきもの」と書かれていて時代を感じました。
2019/08/09
ふら〜
蝶を探しに本島と八重山の離島をめぐる紀行文。蝶の話ももちろんあるが、沖縄離島旅行紀という性格が強いかな。のどかな雰囲気が伝わる。癒されますな。
2017/07/30
shiaruvy
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