昭和文学全集: 柳田國男 折口信夫 萩原朔太郎 宮澤賢治 高村光太郎 他4人 (第4巻) (昭和文学全集 4)
昭和文学全集: 柳田國男 折口信夫 萩原朔太郎 宮澤賢治 高村光太郎 他4人 (第4巻) (昭和文学全集 4)
- 作家
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 1989-03-10
- ISBN
- 9784095680040
昭和文学全集: 柳田國男 折口信夫 萩原朔太郎 宮澤賢治 高村光太郎 他4人 (第4巻) (昭和文学全集 4) / 感想・レビュー
KAZOO
この第4巻には、柳田国男、折口信夫、萩原朔太郎、宮澤賢治、高村光太郎、斎藤茂吉、高浜虚子、久保田万太郎、幸田露伴の作品が収められています。ここにある柳田、宮澤、幸田の作品はすべて読んでいましたが萩原の作品は歌人や俳人の評論が多くありました。高村光太郎は「山の雪」など山の四季についての随筆が印象的でした。斎藤茂吉は「ドナウ源流行」「イーサル川」の紀行文が楽しめました。
2023/02/10
ヨーイチ
青空文庫・豊平文庫・高村光太郎・回想録のみ。決してページ数稼ぎではない。親父の光雲から光太郎へ。前半部分が父親の事を述べていて、光雲の自伝の補完であり裏話も述べている。江戸から明治になってこの世代辺りからまあ、近代人らしくなって来たというところか。光雲の仕事を「制作に掛かった分の日数」で木彫り像の値段を決めていたって話があり、ちょっとビックリ。象牙の作品は重さで値段が決まるってのも(もちろんそれだけではないだろうが)分かるような気もするが納得できん。あまり知らなかった彫刻って分野の本質論にも触れている。
2017/08/19
ヨーイチ
青空文庫、高村光太郎、「九代目団十郎の首」のみ読了。彫刻家らしい、医学的分析も駆使した追悼文。彫刻家な観察と詩人の直感が面白い。
2017/08/10
コウ
●柳田國男 山の人生/雪国の春/妹の力/笑の本願●折口信夫 死者の書/歌の円寂する時●萩原朔太郎 猫町/絶望の逃走/漂泊者の文学●宮澤賢治 グスコーブドリの伝記/銀河鉄道の夜/ポラーノの広場/風の又三郎/オツベルと象●高村光太郎 顔/智恵子の半生/自分と詩との関係/啄木と賢治●斎藤茂吉 念珠集/接吻/ニイチエの墓を弔う記/ドナウ源流行●高浜虚子 虹/椿子物語/古帯/箒草●久保田万太郎 春泥/花冷え/うしろかげ●幸田露伴 /骨董/幻談★★★★★
2008/06/23
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