昭和文学全集: 野上彌生子 宮本百合子 林芙美子 平林たい子 壷井栄 他1人 (第8巻) (昭和文学全集 8)
昭和文学全集: 野上彌生子 宮本百合子 林芙美子 平林たい子 壷井栄 他1人 (第8巻) (昭和文学全集 8)
- 作家
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 1988-08-11
- ISBN
- 9784095680088
昭和文学全集: 野上彌生子 宮本百合子 林芙美子 平林たい子 壷井栄 他1人 (第8巻) (昭和文学全集 8) / 感想・レビュー
KAZOO
この第8巻には女性作家6人(野上彌生子、宮本百合子、林芙美子、平林たい子、壷井栄、幸田文)の作品が収められています。林、壷井、幸田の作品はすべて既読であったので野上の随筆のような作品(夏目漱石、バウム・クーヘンの話)と再読ですが代表作であり私も興味のある「秀吉と利休」、宮本の「歌声よ、おこれ」を読みました。「秀吉と利休」はかなり秀吉の心理などをうまく書いていると思いました。コミックで読んだ本を思い出しました。
2023/04/21
モリータ
国語便覧の年表に載ってるから、という作業的な理由で「風琴と魚の街」を読んだ(心をえぐるような短編だが、なぜリストに?という疑問は残る)。あと「晩菊」。これと角川の林芙美子集で「めし」を読んでいたのだが(これは大阪小説ですね)、途中で筑摩の全集でセットになっていた岡本かの子の「鶴は病みき」を読み出して、図書館が平日より早く閉まるのを忘れていて「うず潮」「清貧の書」と一緒におあずけ(ボロボロだったので借りず)。岡本かの子は芥川はともかく谷崎とセイ子をこき下ろしてて怖いと思った。ナオミがなんぼのもんじゃい的な。
2013/12/21
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