武者小路實篤全集 第9巻
武者小路實篤全集 第9巻 / 感想・レビュー
双海(ふたみ)
昭和2(1927)年4月に創刊された雑誌『大調和』だけ読みました。卒論のため。「和して同ぜず。調和して雷同しない。お互に独立人として尊敬しあふ世界。それを自分はのぞんでゐる。」(昭和2年5月号) 「女は貞操だけで判断してはいけないことを僕は房子によつて教はつた。」(昭和2年11月号) そういえば実篤は、”僕は将来、女のことだけは批判されるかもしれない”とどこかに書いていましたっけ。実篤の女性遍歴、こう書くとなんだかおかしいけれど、まあ。
2015/08/05
双海(ふたみ)
本書の後半、約4分の1だけを読みました。雑誌に載せた文章を読みたかったので。もっと勉強しないといけない。「自分は主義によつて人間の価値をきめない、人間の価値によつてその人の主義の価値をきめる。」(p534)
2015/02/26
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