着せかえ人間第1号
着せかえ人間第1号 / 感想・レビュー
ジョニーウォーカー
家の近所に、小学生のようないでたちの謎のじいさんがいる。いつも野球帽をかぶり、卑猥なほど短くピチピチの短パンを履いて。それは、いつまでも若々しくありたいという願望よりも、一種の性癖だと自分は見ているのだが、森村泰昌という人物にも同じニオイを感じる。現代アートの異端児が試みたこの“ひとり舞台・着せかえ万華鏡”なる写真絵本には、ナルシズムとも露出願望ともマゾヒズムとも違う、彼独特の屈折した性的興奮が見て取れる。図書館本。
2009/06/22
yk
なんともぶっ飛んだ一冊ですね。1994年にこれだもんな。すごい。
2020/09/28
sawa
☆☆ この前美術館で彼の作品を見たので手にとってみた。グロテスク。面白いんだかムカつくんだか、判断できないでいる。(図)
2010/09/07
感想・レビューをもっと見る