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リリアン

リリアン

リリアン

作家
山田太一
黒井健
出版社
小学館
発売日
2006-05-26
ISBN
9784097274841
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リリアン / 感想・レビュー

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まさ

映画監督の山田太一さんの文と黒井健さんの絵による、数十年前の都会の裏通りにあった(かもしれない)風景。現実なのか夢なのか、仄暗い感じの中に男の子と一緒に佇んだ。幻想としてさらっと読むだけでもよいのだけど、リリアンの存在であったり大男の存在が意味しているものを考えるととても深いものになってくる。

2023/03/08

chika

山田さんの絵本です。 夏目漱石の夢十夜の大ラスに入れたい 幻想的な話です。絵はごんぎつねで有名な黒井健さん。ほんわか気分が心地よいです。(^.^)

2023/03/04

海(カイ)

【図書館】黒井健さんの絵だったので、借りた。私もリリアンは自分で動いて自分でしゃべったに違いないと思う(*^^*)

2013/09/12

リリィ

親友が死んで、その事実を受け入れられずにいる主人公の少年の前に現れた謎の少女。けれども、彼女の正体は…?独特のテンポと絵で、なんとなく夏に合うお話だなあと思いました。

2012/07/16

ヒラP@ehon.gohon

60年前の東京、主人公が6歳の時の原風景でしょうか。 裏通りで一人遊びをしていた自分の前に現れた女の子。 でもその女の子は腹話術師の操る人形だったのです。 少年の頃の町の面影と、友だちを病気で失った心の痛みと、孤独な心象風景が広がっていきます。 女の子は何を象徴しているのでしょう。 少し怖そうな腹話術師の大男は、少年にとってなんだったのでしょう。 意味深いイメージの世界。 山田太一の世界は、大人の世界でした。

2011/10/11

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