おぼえていてね―アーカイブ星ものがたり
おぼえていてね―アーカイブ星ものがたり / 感想・レビュー
匠
映画『いま、会いにゆきます』の中で亡き母が生前、わが子に残した絵本として登場するものと同じ内容の絵本。映画を観た人には感動ふたたびという感じだが、はじめて読まれる場合でも、そのせつなく優しい世界観は伝わるはず。「ほんとうに大事なもの」を伝えるあたたかなメッセージが四葉のクローバーや、アーカイブ星、そして雨に込められている。絵の雰囲気もやさしいタッチで、穏やかな読み心地。世代問わずオススメできるが、全体通して比喩的な内容なので、子どもが読む場合は本来のテーマがわかりにくいと感じるかもしれない。
2014/08/20
ヒラP@ehon.gohon
小説「いま、会いにゆきます」のスピンアウト絵本です。 死んだ人が集うアーカイブ星から、大好きな家族のところへ戻ってくるお母さんのお話です。 繊細で詩情あふれる作品なだけに、しんみりしてしまいました。 小説への導入、小説の補遺のような作品に思えました。
2022/11/24
雨巫女。
《星乃珈琲店》【再読】←2023年7月14日。「いま、会いにいきます」に出てくる絵本。32P 映画ずいぶん前観たなあ。竹内結子さん懐かしいなあ。また、映画みたくなりました。
2016/01/13
ゅう☆
なるほど。『いま、会いにゆきます』から生まれた絵本なのね。映画が好きすぎて、DVDを何度も観ました。アーカイブ星、雨、泣いている男の子。絵本を読み終わった後『おぼえていてね』このタイトルに胸がいっぱいになる。竹内結子さんもきっと息子さんたちにそう思っているはずだよね…
2022/06/27
ひなた*ぼっこ
久しぶりに市川拓司を読む。なんとなく『いま、会いにゆきます』を子ども向けに分かりやすくした感じの絵本だなー、と思いながら読んでたら、他の人のレビューを見て作中作だと知る。そういえば絵本出てきたかも。10年以上前に読んだからうろ覚え。優しいような切ないようなお話。
2022/05/13
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