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アンデルセンの絵本 人魚ひめ

アンデルセンの絵本 人魚ひめ

アンデルセンの絵本 人魚ひめ

作家
角野栄子
リスベート・ツヴェルガー
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
Hans Christian Andersen
Lisbeth Zwerger
出版社
小学館
発売日
2004-09-27
ISBN
9784097641063
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アンデルセンの絵本 人魚ひめ / 感想・レビュー

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小夜風

【図書館】ツヴェルガーの描く人魚ひめ。角野栄子さんの訳は子ども向けに優しい言葉になっています。究極の片想いだなぁ…って切なくなります。想いを告げることも出来ず、見つめるしかない恋…。私なら憎んでしまいそうです。それでも王子さまを殺すことより自分が泡になることを選ぶ人魚ひめの純粋さに胸が打たれます。切ないけど、大好きなお話。

2015/04/03

りりす

夏の人魚文献企画一冊目。話が簡潔で絵が多いタイプの絵本。原アンデルセン、文角野栄子、絵リスベート・ツヴェルガー。ツヴェルガーさんの絵が海の世界と話の悲劇性に合っている。脚の痛み・泡になるリスク・声という対価、という圧倒的不利な条件をヒロインが突きつけられるという点に、女性が男性と対等では無いことを感じるのは私だけかな。だってよしんば上手くいっても彼女は親姉妹とほぼ永遠の離別、慣れない環境で適応しなければいけない。この点に、嫁いだ先の制度に合わせなくてはならない女性の生き方が表されてる様に感じるのです。

2015/07/29

みずたま

リスベート・ツヴェルガーさんのイラスト目当て。静かで暗い幻想的な海の世界。パステルカラーのタツノオトシゴが可愛い。人魚姫の儚い一途な片想いが、子ども頃は理解できなかったのを思い出した。

2015/10/28

けんちゃん

アンデルセンのお話はもちろん読んだことがありますが、絵本では初めてかもしれません。男性の人魚が出てきてハッとしました。人魚の世界では当たり前のことですが、イメージとして人魚=女性だったので…これもまたツヴェルガーの美しいイラスト。今回は海の中ということで、青系の様々な色遣いがとても幻想的です。角野栄子さんの訳は何となく読んでいて安心できます。

2011/04/06

ツヴェルガー絵本目当てで自分用に。でもせっかくなので息子に読み聞かせをしたら半分くらいのところで眠った(笑)なかなか寝ない息子が8時過ぎには寝るとは、よほど催眠作用があるらしい(^_^;)いや、もちろん大人にとっては とても素晴らしい絵本だ。ツヴェルガーさんの絵はとても美しく 特に魚たちの絵が好き。

2011/07/09

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