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アンデルセンの絵本 別巻 絵のない絵本

アンデルセンの絵本 別巻 絵のない絵本

アンデルセンの絵本 別巻 絵のない絵本

作家
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
角野栄子
 佐々木マキ
Hans Christian Andersen
出版社
小学館
発売日
2004-11-26
ISBN
9784097641131
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アンデルセンの絵本 別巻 絵のない絵本 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

角野栄子の文、絵は佐々木マキ。原話はもちろんアンデルセンの同名の物語。角野の文はこなれた日本語で流れにも全く無理がない。『絵のない絵本』にあえて絵を絵を描くという不遜とも思える冒険を試みた佐々木マキ。ここでは、何種類か違ったタッチの絵で挑んでいる。私は柔らかなパステルトーンの漫画っぽい絵よりも、大胆な線と強く色彩を打ち出した絵(例えば第1夜他)や、線画とベタ塗りの絵(例えば第28夜他)の方が佐々木マキの特徴をよく活かせていると思う。

2023/08/27

♪みどりpiyopiyo♪

「わたしが話したことをかきなさい。きれいな絵本ができるでしょう」屋根裏に住む貧しい絵描きの元に訪れた幼なじみのお月さま。月の夜伽は自分が世界中で見てきたこと。ベネチアのお祭りやグリーンランドの暮らしぶり、煙突から初めて顔を出して喜ぶ少年の物語など。夜毎に一話、33夜の珠玉の小品。■この本よかった! アンデルセンの、童話じゃない物語はこんなにも格調高いのね。物語も素敵だし、角野栄子さんの夢見るような語りも、異国情緒に満ちた佐々木マキさんの絵も、どこもすばらしくって。この本欲しいなー(1839年、2004年)

2017/09/05

ツキノ

【月が空からみたことを話す】2004年12月発行。アンデルセン原作 角野栄子文 佐々木マキ絵。月が「わたし」のところへやってきて話した33のおはなし。1ページにまとめられ、隣には絵。第2夜、第33屋夜が好き。場所や人名などそのページ下に小さく注釈あり。【234】

2023/11/11

あおい

月が絵かきに語る33のお話。佐々木マキさんの絵で読むアンデルセンの絵のない絵本。第26夜煙突掃除の少年、第31夜熊と兵隊ごっこ、第33夜パンにバターをつけてとお願いする女の子の話がお気に入り。

2023/02/06

黒木 素弓

昔、何度も読んだ『絵のない絵本』が読みたくなって図書館で借りてきた。子ども用の絵本しかなかったけど、アンデルセン独特の優しい哀しさに久々に浸ることができた。

2017/04/22

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